ブラジル大統領選挙 フラヴィオ・ボウソナーロ氏の出馬が正式決定

2026年 07月 26日

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自由党(PL)は7月25日(土)午後、フラヴィオ・ボルウソナーロ氏の大統領候補指名を正式に発表した(写真:Maura Martins/TV Brasil)

自由党(PL)は7月25日(土)午後、サンパウロでフラヴィオ・ボルウソナーロ氏の大統領候補指名を正式に発表した。発表は右派の指導者や政治家が集まった党の全国大会の場で行われた。

大会はアレーナ・パカエンブー内のメルカード・パゴ・ホールで開催された。開場は午前8時30分だったが、党大会が始まったのは正午頃で、自由党全国代表のヴァルデマール・ダ・コスタ・ネト氏が最初の演説を行った。

閉会時、フラヴィオ・ボウソナーロ上院議員は、会場で寄せられた支持の声に感激していると述べた。大会では、妻で歯科医師のフェルナンダ・ボウソナーロ氏の演説があり、さらに候補者の兄弟である元下院議員エドゥアルド・ボウソナーロ氏、元リオ市議カルロス・ボウソナーロ氏、そして自由党女性部全国代表のミシェリ・ボウソナーロ氏が録画映像で登場した。

演説の中でフラヴィオ氏は、長男として父の遺産を継承すると強調した。大会にはアルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領も出席し、約30分間の演説で「社会主義の脅威」と表現したものを批判した。

ミレイ氏の演説中、会場の大型スクリーンに映し出された同時通訳の字幕とスペイン語の音声がずれる場面があり、一部の聴衆が内容を理解しづらい状況となった。

大会で最も驚きを呼んだ場面の一つは、AIによって生成されたジャイール・ボウソナーロ氏の映像が上映されたことだった。ボウソナーロ氏は現在、クーデター未遂で有罪判決を受け、自宅軟禁下にある。

映像の冒頭では「この動画は本人による録画ではない」と明示されていた。これは、司法判断によりボウソナーロ氏が公の場で発言することを禁じられているため、その制約を回避するための措置とみられる。

(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)