
6月12日から始まるサッカーのワールドカップの入場券を手に入れたから、アレーナに近いアパートか民家を借りたいという人は、1日で1月分の家賃を請求される例もありうる。
サンパウロ市に住むアメリカ人のエリザベス・ヘロンスウィートさん(27)は、米国から来る家族と共にリオ・グランデ・ド・スル州ポルト・アレグレ(アレグリ)での試合を観るため、アレーナ・ベイラ・リオから1キロのところにある3寝室のアパートを5日間、7千レアルで借りた。
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カーニバルシーズン、リオデジャネイロの街にはさまざまなブロコ(団体)が繰り出している。3月3日(月)には、ブロコ・アフロヘギがパフォーマンスを披露した。
ファヴェーラの中から自らの手でファヴェーラを変えようと活動を続けるNGO団体、アフロヘギ文化グループ。日本でも劇場公開されて、DVDにもなっているドキュメンタリー映画「ファヴェーラの丘(Favela Rising)」(2005)でも紹介された団体だ。
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リオ・デ・ジャネイロ市でも2日夜からスペシャルグループによるカーニバルのパレードが始まったが、3日朝のリオの街はラッパ(ラパ)地区などの中心部(セントロ)や南部などでゴミの山が出来、市民や観光客から苦情の声が上がっている。
サンボドロモでの宴に酔いしれた人々やブロッコと呼ばれるサンバ集団について回った人々が投げ捨てたゴミや近隣の商店からのゴミ、一般住民が出すゴミも混じったゴミの山は、道路を塞ぎ、悪臭を巻き散らかす。
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ブラジル、リオデジャネイロでは、ここ数年間で洪水や火事のため、多くの家族がファヴェーラ(スラム地区)から移動した。リオデジャネイロやサンパウロなどの都市部では、スラム地区に住んでいた住人達の再配置計画が進められてきた。
しかしこの計画は、各大都市の生活改善、安全な街の再構築が目的で、それは2014年のワールドカップや2年後の夏季オリンピックを開催する前に、”醜いもの”を一掃しようという意味がったのではないかと、The Center for American Progress Action Fundが運営するブログ「thinkprogress」(2月28日)が記している。
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イギリス人ジャーナリスト、シャウン・カミングさんが、2月23日にブラジルポスト(ブラジル版ハフィントンポスト)に投稿した「僕がブラジルを愛する10の理由」というコラムが話題になっているので、ご紹介します。
先日のリオ・デ・ジャネイロでのバス運賃値上げ抗議デモによるカメラマンの死亡事件など、ネガティブなニュースが我々外国人の耳にも届く昨今のブラジル。こうした負の話題に押されぎみなブラジルが持っている本来の魅力、ハッと驚かされるような素晴らしい面を、ブラジルが注目されている年だからこそ、世界にシェアしたいとシャウンさんは言います。
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「Infosurhoy」2月19日(水)号が、ブラジル北東部におけるマリファナ撲滅作戦の近況と共に、この地域での栽培や取り締まりの歴史についても記している。
“マリファナ多角地帯”でマリファナの栽培が始まったのは1970年代のことで、規模が大きくなったのは1990年~2000年にかけてのことだという。
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ワールドカップブラジル大会公式スポンサーのひとつであるアディダスが、アメリカ合衆国で限定版Tシャツを発表したところ、図版やボディラインのデザインが、ワールドカップを性的なイメージと結び付けているとブラジル観光公社が指摘、25日にアディダスに正式に苦情を申し立てると、2月24日(月)付け「エスタダォン」が報じた。
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ワールドカップブラジル大会開催まで約3か月。2月20日付け「フォーリャ」(電子版)は、大会に向けて、ワールドカップの出費などに異議を唱える抗議運動が少なくとも29予定されており、そのうちの15が2月21日(金)と22日(土)に予定されていることを報じていた。
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