ブラジル南東部で静かなブーム!? 新注目のフルーツ「カンブシ」とは

2018年 10月 4日
カンブシ

ブラジルの食べ物と聞いて、真っ先に浮かぶものの一つに、色鮮やかな果物がある。

カカオ、アサイー、クプアス、マラクジャ(パッションフルーツ)等々、日本でも冷凍果肉の形で手に入るものも増えてきたが、まだまだ紹介されていない果物がある。

その一つ、カンブシはブラジルでも大西洋岸森林と呼ばれる地域の特産品だ。近年注目を浴びつつある、まろやかな酸味を持つこの果物は、ブラジルでも最近まで積極的には商業化されていなかったという。

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駐日ブラジル大使館で「ブラジルコーヒーと日本」展はじまる

2018年 10月 1日
レオナール・フジタ

国際コーヒー機構(ICO)が「国際コーヒーの日」に定めている今日、10月1日(月)、東京・港区にある駐日ブラジル大使館で「ブラジルコーヒーと日本」展が開幕しました。

この展示会では、1934年に銀座に開設されたブラジルコーヒーのショールーム「ブラジル珈琲販売宣伝本部」に飾られていた、画家の藤田嗣治(レオナール・フジタ)によるブラジルの風景画の写真のほか、日本とコーヒーとの関係を物語る写真や資料を紹介しています。

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世界最大級の淡水魚ピラルクー

2018年 09月 29日
ピラルクー

世界最大の淡水魚のひとつピラルクー(ピラルクとも表記される。学名Arapaima gigas)は、アロワナ目アロワナ科の魚。南米アマゾン川流域が原産で同地域に分布している。大人になると体長は2~3m、体重は100~200kgになる。

市場では塩漬けされて天日干しされた状態で並ぶことが多く、“アマゾンのバカリャウ(たら)”とも呼ばれているという。小骨はほとんどなく、味も身の肉質もいいため、人気が高い。そのため何年にもわたって乱獲されてきたことから、絶滅が危惧されている。

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【コラム】夢膨らむ ブラジルのバイオリンの弓工場

2018年 09月 22日
オルケストラ・クリアンサ・シダダンシダダン

ブラジル、ペルナンブコ州の州都であるレシーフェ(ヘシーフィ)市は14年のサッカー・ワールドカップで、日本代表の初戦が開催され、その名は少し知られるところとなった。

しかし、レシーフェと日本は、スポーツ以外にも深い繋がりがある。それは意外なことに、クラシック音楽である。

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回復しつつあるボウソナロ候補が病院から公開した写真が、銃の発砲を示唆!?

2018年 09月 9日
ボウソナロ

ブラジルで銃の規制法緩和と銃保持の自由化を訴えているジャイール・ボウソナロ(ボルソナロ)候補(社会自由党(PSL))が入院中の病院から、銃保持の自由化のメッセージに見えるジェスチャーの写真をSNSに投稿したと、ブラジルの現地メディア「G1」が報じている。

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【コラム】ポルトガル語の「Você」の由来

2018年 09月 3日
ホベルトカルロス

英語のYouに相当する“Você(ヴォセー)”は、ポルトガル語学習者が最初に覚える単語のひとつです。他にもYouに相当する単語として、“Tu(トゥ)”という単語もあります。

Vocêは、このTuの後に誕生した新参者ですが、現在ではVocêの方が一般的な単語になっています。その違いと誕生の経緯をご紹介します。

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ブラジルでヘビの毒から新薬開発

2018年 08月 26日
蛇の毒から新薬 ブラジル

毒をもって毒を制す!? ヘビの毒から新薬開発

日本の23倍と広大な国土をもつブラジル。その多様な生態系は、医療・製薬業界からも注目を集め続けている。魚のウロコを使った火傷治療、伝統的なハーブや未知の植物からの新薬開発など話題には事欠かないが、ブラジルは自然の恵みを生かしながら、ライフサイエンス大国の一角を占めつつある。

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