期待されるリオ・オリパラの遺産(3)
2016年 01月 1日
リオデジャネイロ市には市内のいたるところに山があるので、直接の交通が阻まれている。
たとえばボタフォゴ(ボタフォーゴ)地区からコパカバナ地区へは、今でもシケイラ・カンポス大通りに出る旧トンネルかプリンセザ・イザベル(プリンセーザ・イサベウ)大通りに出る新トンネルのどちらかを通る以外に行きようがない。
続きを読む
リオデジャネイロ市には市内のいたるところに山があるので、直接の交通が阻まれている。
たとえばボタフォゴ(ボタフォーゴ)地区からコパカバナ地区へは、今でもシケイラ・カンポス大通りに出る旧トンネルかプリンセザ・イザベル(プリンセーザ・イサベウ)大通りに出る新トンネルのどちらかを通る以外に行きようがない。
続きを読む
2016年リオデジャネイロ・オリンピック・パラリンピックのメイン会場が設置される市の西部地域バハ(バーハ)・ダ・チジュカ地区(以下、バハ、バーハ)の統合が進むことにも期待したい。
近年、居住地がすでに満杯状態のゾナ・スル(スウ)(市の南部地域)からバハ(バーハ)のより広い住環境に移住する動きが進んだが、事業所があまり立地していないバハ(バーハ)は生活するだけの街として発展し、バス以外の公共交通機関がなかったこともあって、住民は長距離の車通勤を余儀なくされてきた。
続きを読む
2016年に開催されるオリンピック・パラリンピックのリオデジャネイロ大会に向けて、現地では急ピッチで会場および関連施設の整備が進められている。
アスリートたちがどんなに素晴らしいパフォーマンスを見せてくれるのか、特に日本人選手の活躍が楽しみであるが、ここではそのことはさておいて、オリンピックの遺産(レガシー)がリオデジャネイロ市をどのように変えていくのか、都市交通システムの影響を中心に紹介してみたい。
続きを読む
TVグローボの経済番組「ペケーナス・エンプレーザス・イ・グランヂス・ネゴーシオス」が12月20日に伝えたところによると、ドイツ・ベルリンでタピオカが人気を博しているという。
ブラジルのタピオカは、マンジョッカ(キャッサバ)いもからつくられたタピオカ粉をフライパンでクレープ状に熱して食べる、手軽なスナック。好みで干し肉、チーズ、バター、スクランブルエッグ、バナナなど、好みの具材を挟んで食べられている。
続きを読む
2015年はインフレ、汚職スキャンダル、経済危機と暗いニュースが目立ったブラジルだったが、一年で一番経済活動が盛り上がるクリスマス時期の景況感をグローボ系ニュースサイト「G1」が伝えている。
12月26日づけで「G1」が報じたのは、ブラジル全土の150企業、7500店舗からの回答から成っているという全国ショッピングセンター商店主協会(以下「協会」)による調査の結果だ。
続きを読む
ついにというか、早くもというか、就任わずか1年で、師走の最後にレヴィ財務大臣が退任した。
レヴィ氏を財務大臣に任命した狙いは財政収支の建て直しだったが、提案がことごとく内閣のメンバーおよび議員たちの反対にあって実現できなかった。彼の就任時にはこれらを実行できなければ(ブラジル経済は)大変なことになると言われていたが、ほとんどその通りとなっってしまった。
続きを読む
日本と同様、ブラジルでも製品リコール、不正経理、機密情報流出、リベート横行などなど、企業の不祥事は大々的に新聞紙面をはじめメディアで取り上げられる。
そして不祥事が報道されるたび、不正を指摘する“現場の声”が社内でかき消されていることが浮き彫りになる。
続きを読む
グローボ系ニュースサイト「G1」が12月18日づけで伝えたところによると、2015年の予想年間インフレ率は10.71%になるという。
ブラジル地理統計院(IBGE)の発表によると、この10.71%というのは2002年の11.99%に次ぐ高さとのことだ。インフレ率の上昇はじりじりと進み、11月単月で1.18%の上昇を記録したという。
続きを読む