あれから1年。“ブラジルサッカーが崩壊した日”を振り返る声は…
2015年 07月 7日
「あの日、俺にとってブラジルサッカーが死んだ瞬間だったよ」と、ブラジルで母がタクシーに乗ったとき、運転手が話したそうだ。
あの日とはもちろん、1年前の2014年7月8日。ワールドカップブラジル大会準決勝でブラジルがドイツに7-1で破れ、歴史的な大敗を演出した日のことだ。あれからまる1年が経った。
続きを読む「あの日、俺にとってブラジルサッカーが死んだ瞬間だったよ」と、ブラジルで母がタクシーに乗ったとき、運転手が話したそうだ。
あの日とはもちろん、1年前の2014年7月8日。ワールドカップブラジル大会準決勝でブラジルがドイツに7-1で破れ、歴史的な大敗を演出した日のことだ。あれからまる1年が経った。
続きを読むワールドカップ間近ということもあって、ブラジル人が、大会参加国チームについてどれくらいの知識を持っているのか? そんなアンケート調査を現地メディア「グローボ・エスポルチ」が行った。
これはテレビグローボがブラジルの街頭でアンケートを行ったもの。日本が含まれる<グルーポC>の国々についてのブラジル人の答えを「グローボ・エスポルチ」(6月4日づけ、電子版)が紹介している。
続きを読むブラジル代表はスター軍団と言われているが、日本で注目されるのは前線のポジションで活躍している、ネイマール、フッキ、オスカールばかりという気がしないでもない。
というわけで、今日はあまり広く注目されない(?)ボランチのポジションで活躍しているルイス・グスタヴォについて語ってみたい。
続きを読むブラジルで人気のトレーディングカード、フィグリーニャス。袋売りのシールをコレクションして、専用アルバムに張りつけてコンプリートを目指すというコレクター向けの遊びです。だぶったシールは友達などと交換しながら集めていきます。
このフィグリーニャス、ワールドカップの時期には、各国代表選手をメインにしたワールドカップをテーマにしたシールが登場しますが、近年はFIFAがオンライン版を運営。世界中の誰もがシール(画面上ですが)集められるようになりました。
続きを読むブラジルには、Colecionar Figurinhas コレシオナール・フィグリーニャスと呼ばれている、シールを集めて専用アルバムに貼るという趣味が子供から大人まで、昔から大人気だ。
4月15日(火)、2014年のワールドカップブラジル大会をテーマにしたアルバムをFIFAが発売した。発売元はパニーニ社。FIFAは2010年にもワールドカップのアルバムを発売してヒットさせた。
続きを読む多くのブラジル人はW杯期間中、代表戦を必ずテレビで観戦する。普段、サッカーにあまり関心がない人でも例外ではない。テレビ観戦できない人はラジオ中継を聞いて試合の状況を想像しながら応援するくらい関心度が高い。
試合が始まると、町並みは変貌する。いつも混んでいる道路が見違えるほどスイスイと走ることができ、人もあまり出歩いていない。それほどワールドカップサッカーは、ブラジル人にとっては大きなイベントである。
続きを読む1990年に来日した自分は、ブラジルがW杯で優勝する姿を見ることができずにいた。
大学1年生だった1994年にはワールドカップ・アメリカ合衆国大会が開催され、深夜にもかかわらず、ブラジルの試合を観戦した。前回に書いた「マイアミの奇跡」の2年前のことだ。サッカー好きな同級生もブラジルの活躍をみて、「今年はブラジル調子いいね」とコメントしていたのを覚えている。
続きを読む1994年W杯で24年振りの優勝を果たしたブラジルは、1996年のアトランタオリンピックで国内初となるサッカーの金メダルを狙っていた。
ブラジルは日本、ハンガリー、ナイジェリアと同じグループDに入っていた。
セレソンには、94年W杯優勝時のメンバーのFWベベット、DFアウダイールに加え、MFリバウドが オーバーエイジ枠として召集されていた。さらにザガロ監督は、DFロベルト・カルロス、GKジーダ、FWロナウジーニョ、MFジュニーニョ・パウリスタも招集した。
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