ブラジル余話

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第29回:ブラジルは、ラジオのサッカー解説が芸術的

ブラジルではサッカーの実況中継をラジオで良くやっています。車を運転しながら、たまに聞く機会があるのですが、テレビの実況中継とは違う面白さがあります。

ラジオの場合、テレビと違って映像がないので、解説者のしゃべりが情報の全て。テレビだったら、現在ボールを持っている選手の名前を言えば、視聴者は今何が起こっているのかを目で理解できますが、ラジオの場合には、その選手が何をしたのか、どこにいるのか、他の選手との位置関係はどうなのかというのを全て言葉で説明しなければなりません。

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著者紹介

唐木真吾 Shingo Karaki

唐木真吾 Shingo Karaki
1982年長野県生まれ。東京在住。2005年に早稲田大学商学部を卒業後、監査法人に就職。2012年に食品会社に転職し、ブラジルに5年8カ月間駐在。2018年2月に日本へ帰国。ブログ「ブラジル余話(http://tabatashingo.com/top/)」では、日本人の少ないブラジル北東部のさらに内陸部(ペルナンブーコ州ペトロリーナ)から見たブラジルを紹介している。