カリカリ・ポンデケージョのレシピも。ブラジルの各メディア、「ポンデケージョ」の日(8月17日)を祝う

2025年 08月 18日
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「ポンデケージョ・クロカンチ(カリカリ・ポンデケージョ)」(写真/Divulgação)

ポウヴィーリョと呼ばれる、マンジョッカ(キャッサバ)から得られる澱粉と、チーズ、牛乳、水、塩、卵、油から作られるポンデケージョ。小麦粉の入手が困難だった18世紀に、酪農が盛んだったミナスジェライス州でポウヴィーリョを使って作られたのが起源といわれるポンデケージョは、今ではブラジル国中で親しまれている、国民的な食べものだ。

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批判の声を受け基準を変更。COP30会場内で郷土食材アサイーやトゥクピーの提供が可能に

2025年 08月 18日
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郷土酒億財「トゥクピー」入り唐辛子調味料。サウロ・ジェニングス・シェフの「カーザ」・ジ・サウロ」にて(撮影/麻生雅人)

批判的な反響を受けて、国連気候変動枠組条約締約国会議2025(COP30)の組織委員会は、公式会場内のレストラン運営企業の募集に関する公募要項を修正した。11月にベレン市(ブラジル、パラー州)で開催されるこの会議では、以前の文書では除外されていたアサイーやトゥクピーなどの地元食材が、提供可能となった。

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ブラジル・スペシャルティコーヒー協会(BSCA)、連邦政府の「主権あるブラジル・プラン」を支持

2025年 08月 16日
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アメリカ合衆国はスペシャルティコーヒーの最大の輸出国でもある(写真/Marcello Casal jr/Agência Brasil)

ブラジル・スペシャルティコーヒー協会(BSCA)は「主権あるブラジル・プラン」への支持を表明する声明を発表した。このプランは、ブラジル政府がアメリカ合衆国によるブラジルからの輸出品への50%関税という圧力に対抗するために打ち出した対応措置である。

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ブラジルと中国、地理的表示に関する協力を協議

2025年 08月 12日
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写真は2017年にリオデジャネイロで開催されたブラジルの地理的表示登録製品を紹介する展覧会「フェイト・アキ」より。エスピリットサント州ヴィトーリア市ゴイアベイラ地区で作られている土鍋。郷土料理ムケッカ・カピシャーバに使われる(写真/Tânia Rêgo/Agência Brasil)

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ブラジルの果物生産者は、トランプ関税ショックが価格下落を招くと予測

2025年 07月 22日
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ブラジルの小売店に並ぶブドウ(写真/Valter Campanato/Agência Brasil)

米国によるブラジル製品への50%の関税賦課を回避するための代替案がない場合、果物輸出業者は主要輸出品であるマンゴー、ブドウ、アサイーパルプの価格下落を免れないと考えていると、現地メディア「グローボ・フラウ」が伝えている。

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トランプ関税の影響受け、ブラジル産マンゴーの米国への輸出はすでに停止

2025年 07月 22日
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ブラジルのスーパーマーケットに並ぶバイーア州産マンゴー(撮影/麻生雅人)

生産者らによると、ブラジルから米国へのマンゴーの輸出はここ数日停止されているという。現地メディア「G1」が伝えている。・

彼らによれば、今回の輸出集団は、ドナルド・トランプ政権が8月からブラジル製品に課す予定の50%の追加課税を受けてのことだという。

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手作りチーズの国内コンテスト、第8回ブラジル・チーズ・アワード開催される

2025年 07月 15日
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エスピリットサント州のチーズ生産者。エスピリットサント州は金メダル3つを獲得した(撮影/麻生雅人)

7月11日(金)~13日(日)まで、サンタカタリーナ州ブルメナウ市で第8回ブラジル・チーズ・アワードが開催された。現地メディア「グローボ・フラウ」、製品を出品した各州政府や、ミナスジェライス州農牧畜研究公社(EPAMIG)などの支援団体などが伝えている。

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