ジウマ大統領、汚職問題の徹底追及を明言。抗議デモの声を受けて
2015年 03月 17日(3月)15日にブラジル全国で巻き起こった大規模デモを受けてジウマ(・ルセフ)大統領は翌16日、「汚職はわが国の根深い問題で誰もその影響を逃れられない」と表明した。
これは、ラヴァ・ジャット作戦(により事件)への関与が疑われているエドゥアルド・クーニャ下院議長(民主運動党・PMDB)が、「汚職は立法権(議会)でなく、行政権(政府)の問題だ」と発言したことへの返答だった。
続きを読む(3月)15日にブラジル全国で巻き起こった大規模デモを受けてジウマ(・ルセフ)大統領は翌16日、「汚職はわが国の根深い問題で誰もその影響を逃れられない」と表明した。
これは、ラヴァ・ジャット作戦(により事件)への関与が疑われているエドゥアルド・クーニャ下院議長(民主運動党・PMDB)が、「汚職は立法権(議会)でなく、行政権(政府)の問題だ」と発言したことへの返答だった。
続きを読む全国レベルでの反政府デモ後の(3月)15日夜、ジョゼ・エドゥアルド・カルドーゾ法相とミゲル・ロゼット(ミゲウ・ホゼット)大統領府総務室長官が、連邦政府は近日中に汚職防止法などを提出する事などを国民に説く内容のテレビ放送を行った。
しかし、国民はこの放送にもパネラッソ(鍋叩き)などで応答したと16日付伯字紙が報じた。
続きを読む「性の多様性博物館」が、3年間に行った展示の集大成展を開催する。同博物館は2011年に最初の展覧会「同性愛嫌悪は時代遅れ」を開催。その後、2012年に「深く愛しあう絆」展、2014年に「同性愛嫌悪にレッドカード」展を開催してきた。
これらの3つの展示では、テーマに沿ってアーティストやデザイナーたちが作った作品の中からコンクールで選ばれたものが、Tシャツにプリントされた形で展示された。これまで、ドウドゥ・ベルトリーニをはじめとするアーティストの作品39点がプリントされた。
続きを読む3月15日(日)にブラジル全国で起きた大規模抗議デモ。首都ブラジリアでは朝9時ごろからデモがはじまり、軍警察によると約4万5000人が抗議行動に参加したという。「オ・グローボ」が伝えた。
朝早くからブラジリア国立博物館の前に集まっていた人々は、10時30分には国会議事堂へ向かって行進をはじめたという。主催者はデモの参加者は15万人だったとしているとのこと。
続きを読む3月15日(日)、予告されていたとおりブラジルの複数の都市で、ジウマ大統領と政府の汚職に抗議を行う大規模デモが行われた。デモは17州と連邦直轄区ではじまったが、最終的には全州で行われた。現地メディア(「エスタダォン」、「G1」、「オ・グローボ」)が伝えた。
続きを読む3月12日、ラヴァ・ジャット作戦(ペトロブラスに対する連邦警察による特別捜査)に関連して設置されたペトロロン(ペトロブラス、ブラジル石油公社をめぐる贈収賄疑惑)に関する下院の議会調査委員会(CPI)に、エドゥアルド・クーニャ下院議長が自主的に出席した。
続きを読む10日、ペトロロン(ペトロブラス、ブラジル石油公社をめぐる贈収賄疑惑)に関する議会調査委員会(CPI)でペトロブラス元サービス部課長のペドロ・バルスコ被告の証人喚問が行われた
バルスコ被告は、ジウマ大統領が初当選を果たした2010年の大統領選挙で、30万米ドル相当の贈賄を行ったと供述した。11日付伯字紙が報じている。
続きを読むジウマ大統領は9日、8日のテレビ演説の裏で12州に渡って起きた抗議行動について、「罷免される理由がない」と一蹴した。
また、同大統領の最大の政敵である野党・民主社会党(PSDB)のカルドーゾ元大統領もジウマ大統領の罷免には否定的で、同党と抗議活動との関係を否定した。10日付伯字紙が報じている。
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