進むレアル安(対ドル)。47通貨中で4番目の下げ幅を記録
2015年 02月 22日
1月は一時的に強くなったレアルが、2月最初の2週間で急速に値を下げ、今年のレアルは外国為替市場で取引される47通貨中、4番目に価値が下がったと19日付伯字紙が報じた。1月末のランクでは23位だった。
レアルは今年、対ドルで6.6%値下がりした。この下げ幅はナイジェリア・ナイル、スウェーデンクローネ、カナダ・ドルに次ぐ。18日の為替は1ドル=2.844レアルで、10営業日で7回目の上昇を記録した。
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1月は一時的に強くなったレアルが、2月最初の2週間で急速に値を下げ、今年のレアルは外国為替市場で取引される47通貨中、4番目に価値が下がったと19日付伯字紙が報じた。1月末のランクでは23位だった。
レアルは今年、対ドルで6.6%値下がりした。この下げ幅はナイジェリア・ナイル、スウェーデンクローネ、カナダ・ドルに次ぐ。18日の為替は1ドル=2.844レアルで、10営業日で7回目の上昇を記録した。
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ブラジルのカトリック暦では、カルナヴァウが終わると同時に復活祭まで40日間の肉食禁止期間(クアレズマ)が始まる。この時期は毎年需給の関係で魚の値段が上がるが、今年は去年までと様相が異なるようだ。
TVグローボが2月18日、番組「ボンジーア・ブラジル」で報じたところによると、今年はドル高と渇水の影響で魚の値段が高騰しているという。
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ブラジルは世界の中でも多くの降水量を誇る国。水不足になると聞くと意外な気もするが、広大な国土を持つ国だけに、降水量も国中で一定なわけではない。
ブラジル大使館によると、アマゾン川の河口ベレン市近くとアマゾニア地方の広域では降水量が多く、年間2,000mm以上を記録するほか、サンパウロ州の大傾斜地に沿った地域も雨がよく降るという。しかし、ブラジルのほとんどの地域では年間1,000mm~1,500mmと適度な降水量なのだという。かと思えば北東部の「干ばつ地帯」は、国土の10%を占めているとう。
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ジョアキン・レヴィ財務相は(2月)18日、ニューヨークで行われた投資家たちとの会合で、14年の国内総生産(GDP)がマイナスである可能性があることを認め、15年も苦しい年になるとした。
だが、今年の基礎的財政収支の黒字目標は極端な財政カットを行わずに達成し、16年からの経済成長に備えたいとした。19日付伯字紙が報じている。
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2月1日よりブラジル連邦議会が始まり、まずは上院・下院議長選挙が行われた。
特に下院は同じ与党でありながら、反ジルマ・ルセフ大統領の急先鋒であるエドゥアルド・クーニャ氏(民主運動党)が出馬し、必死に対立候補を立てて阻止をしようとした政府および労働者党の努力もむなしく、最初の投票で圧勝した。
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TVグローボが2月10日、番組「ジョルナウ・オージ」で伝えたところによると、ブラジルの中小・零細企業のうち3分の1は女性の経営者によって運営されているという。現在約730万人の女性起業家が活躍している計算になる。
卵・乳製品不使用、無精白穀物使用の惣菜パンを考案したジョルダーナ・サウダーニャさんは5年前、ジャーナリストを辞めて母親と惣菜パン工房を立ち上げた。健康的な食生活を求める人々は増加し、その市場は限りなく大きいと判断しての投資だった。
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飛行機の燃油サーチャージが2月1日に下がったばかりだが、原油価格は世界的に半年前から40%近く下がっている。日本は原油安の恩恵を受ける国の一つで、ガソリン価格の値下がりでその恩恵を実感している人も多いはず。一方で産油国にとってはかなりの逆風だ。
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ひっ迫する電力需要に伴い、政府、関係省庁が夏時間の延長、電気代追徴金の上昇案を検討中と(2月)6日づけの伯字各紙が報じている。
エドゥアルド・ブラガ鉱山動力相が5日、昨年10月19日から連邦直轄区と10州で採用されており、2月22日に終了予定の夏時間の1カ月延長を検討していると述べた
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