ブラジル、ジウマ大統領、税制の簡素化に向けて話し合う

2014年 10月 29日
ジウマ大統領

ジウマ大統領続投が決まった直後の(10月)27日、サンパウロ証券市場の指数(イボヴェスパ)は平均2.7%下がり、為替もドル高に振れたが、28日の証券市場は3.6%回復、為替も1ドル=12.52レアルから2.47レアルに戻した。

29日付伯字紙によると、これらの動きは、11月半ばに開催されるG20G前に新財務相発表との予想によるという。

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ブラジルの貿易赤字、5年で150%増に

2014年 10月 28日
パラナ州パラナグア

ブラジルの経済が、政府の不作為によっていかに傷ついているかというデータが10月21日付のブラジルの有力紙「フォリャ・ジ・サンパウロ」に掲載された。

ブラジル全国工業連盟とWTO(世界貿易機関)のデータを基に、G20(主要20カ国・地域)のメンバー国の08年から13年の5年間の貿易収支の比較をフォリャ紙がまとめたものである。

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ビットコイン、ブラジルでは注目株!?

2014年 10月 25日
ビットコイン

インターネット上での取引などに使われる仮想通貨「ビットコイン」。日本でも2011年ごろから大きな話題となった。

しかし、2014年2月25日に日本を拠点にしていた取引所のひとつマウント・ゴックスが取引を停止したことや、5月には中国で銀行がビットコインの決済業務を停止したことなどもあり、日本では大手メディアなどで話題になる機会が少なくなっている。

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ペトロブラス贈収賄事件、容疑者は民主社会党(PSDB)関与を示唆

2014年 10月 22日
アブリウ・イ・リマ油田

「ラヴァ・ジャット作戦」で逮捕されているレオナルド・メイレレス容疑者が(10月)20日にパラナ州連邦地裁で、ペトロブラス贈収賄疑惑に関し新たな発言を行った。

16日に名前が表面化した民主社会党(PSDB)元党首のセルジオ・ゲーラ(ゲーハ、ゲッハ)元党首の収賄疑惑を裏付けるかのような発言だったという。21日付伯字紙が報じている。

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アマゾンの森林伐採増加。9月は前年比で290%増

2014年 10月 21日
アマゾン森林伐採監視員

アマゾンの持続可能な開発を目指す非政府団体(NGO)「アマゾンの人間と環境研究所(IMAZON)」によると、8~9月の法定アマゾンの森林伐採は昨年同期比191%、9月だけだと290%増と19日付フォーリャ紙や20日付エスタード紙が報じた。

同院の森林伐採警告システム(SAD)によると、9月の伐採面積は402平方キロで、昨年同月の103平方キロ比290%増えた。

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リオ市で、ファヴェーラの住環境が改善され家賃値上がり。追われた人々が新たなファヴェーラを形成

2014年 10月 19日
ファヴェーラ ノヴァ・トゥフィ

2014年3月から大勢の人が古い大きな廃工場の建物の中で、病気や衛生面で劣悪な環境に置かれている。

コンプレクソ・ド・アレマォン地区(リオデジャネイロ市)の中に生まれてあっという間に作り上げられたノヴァ・トゥフィの住人たちだ。

※ノヴァ・トゥフィは同地区にあったトゥフィー・ハビブのプラスチック工場の廃屋(約12000平方メートル)にバラックが作られて生まれた新しいファヴェーラ。

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ワールドカップ終了後、リオ市に留まる外国人は6万9300人増加

2014年 10月 18日
リオ市に留まる外国人

ブラジル観光省によると、リオデジャネイロ市にはワールドカップ期間中に886,000人の観光客が訪れ、そのうち半数以上が外国人だったという。

ブラジル国内で、同期間にもっとも外国人の訪問が多かった都市だったそうだ。

そして、魅力的な海辺での生活、冒険心を掻き立てる風土を持つリオは、ワールドカップ閉幕後も多くの外国人に、この地にとどまることを決意させたという。中には、故郷での就職の難しさも理由となっている人もいるようだが。

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西アフリカのエボラ流行、チョコレート価格に影響か

2014年 10月 17日
エボラがチョコレート価格に影響?

西アフリカでのエボラ出血熱の流行がチョコレートの価格に影響を与えるかもしれないと、ブラジルのメディア「エスタダォン」(10月15日づけ)が伝えている。

エボラが蔓延している3ヶ国が、チョコレートの原料であるカカオの一大産地の隣国であることから、すでにカカオの価格がこの1年で23%値上がりしているという。

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