僕たちだって暑いよ…。猛暑のリオで、動物たちもごはんはアイスキャンディー!?
2014年 01月 12日真夏のリオデジャネイロではほぼ連日30度を超える、記録的な猛暑日が続いている。年末年始はほぼ雨も降らず猛暑日が続いたことで、観光客もリオの熱気を、否が応でも満喫することとなった。
1月3日(金)付け「グローボ」によると、同日、リオ市西部のヴィラ・ミリタールで40.3度が、気候天候研究所によって公式に記録されたという。さらにはこの日、国立宇宙研究所(INPE)がアクセスする世界4.232カ所のポイントで収集したデータをもとに、天気予報気候研究センター(CPTEC)が発表した最も気温が高かった場所上位10位のうち、リオデジャネイロ州のポイントが6カ所も入っていたという。
ランキングでは10位の内、6カ所がリオ州、他に3カ所がブラジルで、唯一の国外がヴェネズエラのエル・ヴィギアだった。最も暑かったのはJacarepaguá ジャカレパグア(リオ州)で、体感温度は52度。2番目はジョイニヴィリ(サンタカタリーナ州)で、体感温度は51度だった。以下、カーボ・フリオ(リオ州)、サンタ・クルース(リオ州)、ガレオン空港(リオ州)、カンポ・ドス・アフォンソス(リオ州)、ジャカレアカンガ(パラー州)、バウルー(サンパウロ州)、エル・ヴィギア(ヴェネズエラ)、サントス・ドゥモン空港(リオ州)。
そんな猛暑の中、1月11日(土)、リオ市の動物園では、動物たちも水浴びを欠かせなかっただけでなく、エサも、氷づけの果物などが与えられたと「アジェンシア・ブラジル」が伝えた。
(文/麻生雅人、写真/Tomaz Silva/Agência Brasil)
1月11日、アイス果物をごはんに出してもらったくま。この日はチンパンジーも冷たいごはんをもらった