ポルトアレグリ市のヘヴェイリョン(年越しイベント)に行ってみた
2015年 01月 3日日本の半日遅れでブラジルも新年迎えます。ブラジルの年越しの花火はリオのコパカバーナが有名だけど、全国各地で行われます。
今回はじめて南部リオグランデ・ド・スール州ポルトアレグレの年末年始のお祭り(ヘヴェイリョン)に行ってきたので紹介します。
毎年、グアイバ川添いのガゾーメトロ(発電所跡を改築した文化センター)で行われます。
今回も新年を迎えるカウントダウンの後に約15分間の花火の打ち上げがありました。その前後は特設会場で地元の人気ミュージシャン達がフェスタを盛り上げます。
今回出場したのは4バンド。
トップバッターのGrupo Mas Bah!(グルーポ・マス・バー)はガウショ音楽のエッセンスが少し混じってるポップス系。
Acusticos & Valvulados(アクースチコス&ヴァウヴラードス)はストーンズを思わせるロックンロールですね。キースリチャードをイメージさせるようなギタリストがいました(笑)。そういえば今年ポルトアレグレに初めてあのローリング・ストーンズがやって来るそうです。見に行きたいな。
ショーの3番バッターとして出場したのがElton Saldanha(エウトン・サウダーニャ)のバンドです、本格的なガウショ音楽です。彼は地元で有名な歌手で、近々ヨーロッパ・ツアーに行くと言ってました。童謡のような何だか郷愁を感じさせてくれるものあり、ガイタの軽快なリズム等、ガウショ音楽もなかなかいいですね。日本人にもとてもイケると思います。これからはMusica Gaucha(ムジカ・ガウーシャ)にも注目してください。
最後に出てきたバンドはKako Xavier(カコ・シャビエール)のバンドで、こちらはレゲエでした。ロベルト(ホベルト)・カルロスの曲もレゲエ調で唄ったりしてました。レゲエ調に唄うのがまだまだ流行りなのでしょうかね。
(写真・文/土居清光エミリオ、記事提供/土居清光エミリオFacebook)