2015年 01月 28日 03:34
2015年1月25日に創立461年目を迎えたサンパウロ市。現地メディア「エザミ」は同日付けで、この「サンパウロというユニークな都市を作り出す5つのもの」と題し、その特徴をまとめている。
サンパウロは、国内のみならず、世界中からこの都市に期待を持ってやって来る人々を迎え入れてきた。
昔は霧がかかりモヤモヤしていたこの土地には(最近のサンパウロの天候は、干上がるか暴風雨の両極端だが…)、今では、霧に代わってさまざまな名物が生まれている。
それでは、さっそくサンパウロを作り出す5つの要素を見ていこう。
1. 毎分720枚も焼き上げられるピザ
デリバリーでもレストランでも、パウリスターノ(サンパウロ市民)はピザが大好き! そんな彼らの嗜好は、如実に数字に反映されている。
ピッツァリア協会によると、全国に30,000店舗あるピッツァリア(ピザ屋)のうち、5,500店舗はサンパウロ市内にあり、一日あたり100万枚、つまり毎分720枚ものピザを焼いている。
これは、住民2000人ごとにピッツァリアが1軒存在することを意味する。
また、伝統的なパン屋も住民3700人ごとに1軒の割合で存在するため、サンパウロにいればパンには困らないはずだ。
(文/柳田あや、写真/Divulgação/「Bráz Pizzaria」)
写真はサンパウロのピザ店ピニェイロスにある「ブラス・ピッツァリーア」のピザ
■関連記事
・1960年代に描かれた壁画「ジラウドの最後の晩餐」修復プロジェクトが始動
・違反したらねこパンチ!? ペット販売で、環境や心身状態のケア、義務付けられる
・ブラジルでコンドミニオ内の住人向けビジネスが成長中
・バイーア名物、ボンフィン教会の階段のお清め式(ラヴァージェン・ダス・エスカルダス・ド・ボンフィン)行われる
・サンパウロ市、2015年は路上のカルナヴァウが白熱!? 登録ブロッコ数、2014年より100団体増