映画「ピクセル」ブラジル版プロモーション映像公開。日本向け最新予告編映像も

2015年 07月 4日

映画ピクセル

ブラジルの漫画家マウリシオ·ヂ·ソウザが描く人気キャラクター、モニカが、「ビッグダディ」「再会の街で」などで知られるアメリカ合衆国の俳優、コメディアンのアダム·サンドラーと共演した!?

ソニー·ピクチャーズブラジルは7月2日(木)、映画「ピクセル」のブラジル版プロモーションビデオを公表した。同映画は、全米公開が7月24日、ブラジルでは7月30日から公開が予定されている。7月2日づけ「G1」が報じた。

物語の発端は今から30数年前の1982年。NASAが、もしかしたら宇宙のどこかに存在するかもしれない宇宙人との交流を想定して、友好を目的に宇宙に向けて発信した映像メッセージだった。地球のことを理解してもらう目的でさまざまな情報が描かれているその映像には、当時大流行していたゲームの映像も含まれていた。

しかし、映像を受信した宇宙人は、これを友好のメッセージではなく「挑戦」と受け止めてしまった。そして宇宙人たちは、地球から送られてきた映像にあったゲームのキャラクターたちに扮して地球を侵略しにやって来てしまう…。

ワシントンDCを襲撃する巨大なギャラガ軍団。ニューヨークに現われ、街を食べ始めるパックマン。“樽”攻撃を仕掛けてくるドンキー・コング。夜空にうごめくセンチピード。

宇宙人たちは、それぞれのゲームキャラの得意技で地球を攻撃。地球ではアメリカ軍が応戦するも、歯が立たない。なぜなら、彼らは触れたもの、攻撃したものすべてをカクカクとブロック状に、「ピクセル化」してしまう技を持っていた…。

そんな絶体絶命の地球を救うべく立ち上がったのが、1982年当時、ゲームにうつつを抜かしていた、ゲーム・マスターたち。奴らを倒せるのは、かつて奴らと(ゲーム機で)日々、死闘を繰り広げ、奴らの弱点を知りつくし、攻撃の裏ワザも知り尽くした自分たちを置いて他にはない!

かくて、80年代の名ゲーム・キャラたちと、元ゲームオタクたちとの大決戦の幕が切り落とされた。彼らは30数年ぶりの対決で再び奴らを“クリア”できるのか!?

さて、ブラジルで公開されたプロモーション・ビデオ。ある日、いつものようにセボリーニャが、サンサォンを振り回すモニカに追いかけられている。ところがモニカが投げたサンサォンが突如「ピクセル化」してしまった!

何が起きてしまったのかわからないセボリーニャに向かって、さらにキレるモニカ。そこへ現われたのがアダム・サンドラー。アダムは、サンサォンが「ピクセル」化した理由と映画のあらすじをモニカに伝える。

「どんなやつらが地球にくるの?」

「ドンキー・コング、パックマン、ギャラガなどだよ」

「….!?」

「あー、君は(そんな古いキャラは)知らないか。君の生みの親のマウリシオ・ヂ・ソウザは知ってるよ」

また、日本向けにも続々と予告編映像が公開されている。下記は6月30日に公開された映像。

映画「ピクセル」の監督は「ハリーポッター」シリーズのクリス・コロンバン。日本では9月12日(木)より丸の内ピカデリー他で公開予定。

(文/柳田あや、写真/SONY PICTURES)
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