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激戦区六本木にシュハスカリーア「ガウショ・グリル」が開店

ガウショグリル

「ガウショ・グリル」の特徴としてまず特筆すべきは、コストパフォーマンスだろう。六本木でシュハスコが女性2,800円(税抜)、男性3,500円(税抜)で食べられるのだ。

「東京には本当にシュハスカリーアが増えました。この環境の中で一番難しいのは肉の仕入れです。競争になると大手やチェーン店には勝てないので、アンドレが仕入れのルートを持っていることが、まずはとても助かっています」(ケニーさん)

価格帯を抑えるというのは、そもそもケニーさんとアンドレさんがこの店を開くときの理想のひとつだったという。

「5000円~6000円台のお店は、それないの雰囲気もあるし、その価値のある質を出していると思います。でも僕とアンドレには、シュハスコを特別な日のためのものではなく、なんとか日常的に楽しんでもらえるものにしたいという思いがあったんです」(ケニー)

ガウショグリル

確かに、「バルバッコア」や「リオグランデ グリル」に比べるとサラダバーの野菜の種類は少ないが、肉は他店に負けていない。人気の部位ピッカーニャもおいしい。

もうひとつ、「ガウショ・グリル」がこだわる大きな特徴は、決して肉の二度焼きをしないこと。ピッカーニャだけは焼いた面だけをテーブルでアンドレさんが切り分けるスタイルなので、切った面をそのまま焼くことになるが、他の種類の肉は、その場にいる客の分だけを焼く。そのため、部位によってはグリルで焼いた肉を鉄板に乗せて出すスタイルをとる。

「鉄串に刺した肉塊を焼く場合、最初のお客さんに合わせて焼いた場合、次に来たお客さんにとっては焼き立てではないという時差が、どうしてもでてしまいます。回転のいい人気店であれば問題はないかもしれませんが、すべてのお客さんに同じようにいつでも焼き立てのタイミングで肉をお出ししたいので、このスタイルを選びました。アルゼンチンではこのスタイルのレストランがあるそうです」(ケニーさん)

ガウショグリル

席数が約30席の規模であるのも、自分たちの目が届く規模のお店にしたかったからだという。よって、シュハスカリーアではおなじみの、グリーンとレッドのチップ(肉を持ってきてほしいときはグリーン、ストップは赤)はこの店にはない。ひととおり、ガーリックステーキ、フランゴ(チキン)、サウシッシャ(ソーセージ)、ピッカーニャ、フラウジーニャ(ハラミ)、ロンボ・ジ・ポルコ(豚肉)、焼きパイナップルが順に出たあとは、ほしい部位を注文すればまたその場で焼いて持ってきてくれる。

サラダバーには、フェイジョアーダやラザーニャ、ボリーニョ、カレーなどが用意されている。10月からはサラダバーのサイドメニューを増やす予定とのこと。ちなみに、これらのサイドメニューは塩分控えめ。同じくサラダバーに並ぶデザートのチョコレートケーキは砂糖を使っておらず、チョコレートの甘さだけを生かしているという。

サイドメニューで現在、追加が予定されているのは、ポレンタ。その他にもメニューは開発していきたいとのことなので、都内ではこれまでなかなか食べられなかったブラジル料理をいろいろと食べられるようになるかもしれない。

「Gaúcho Grill ガウショ・グリル」
港区六本木3丁目17-2 MF六本木 2階
電話03-6411-0861
ランチ:11時30分~15時(ラストオーダー14時30分)
ディナー:17時30分~22時30分(ラストオーダー22時15分)
日曜休み
http://r.gnavi.co.jp/4r7g0tek0000/

(写真・文/麻生雅人)
写真上から2番目、左がアンドレさん、右がケニーさん。写真下、9月15日現在、お店が入っているビルには前店舗のブラジルル料理店「TALISMAN」の看板が残っているが、同店とは無関係

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