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日本人サンバダンサー、リオ・オリパラ会式のオーディションを受ける

工藤めぐみ

体育館にはインストラクターらしき人が5人ほど。前のテーブル席には、メガネをかけた偉そうな方々が座っていて。そこに数台の大きなテレビカメラと、カメラクルーも多数。まぁ、そうですよね、オリンピック、リオデジャネイロで一大イベントですもん。

さらに、審査用のカメラも数台入り、練習の時点の映像と、テストの映像を両方撮り審査に回すとのこと。

大人数にワイヤレスマイクで体育館の中で話しかけるので、途中聞き取れなかったり、言葉のかべ…めっちゃ緊張。でもね、さすがオリンピック、さすがブラジル。インストラクターさん達のノリがとても良い!

「みんなノッテルかいーー!? 元気な人は 叫べーー~」「フゥー~」的なノリ(笑)。ここはノッたもん勝ち。サンバダンサー、得意分野です。

「イェーーイ」と、私。

そしたらなぜか一度、解散…シーーーン。状況、読み辛(笑)!

隣の女の子に話しかけると「私も1人だったのー、緊張するよねー」なんて。

どうやら後2分後にスタートするらしい。とりあえず私もストレッチ。

そしたらまたハイテンションがはじまり「とりあえずみんな前に来てーー!」と。そしたら先程の、踊れそうな男女グループが紹介されました。彼らはチアリーディングのチームだったらしく、今からせっかくなのでパフォーマンスを見せてもらいますって。

うん。なるほど。ストレッチも200度ぐらいいっちゃってるんじゃないかというくらい、みんな身体柔らかすぎ。パフォーマンスはじまったらバク転やらなんやら。

それを見て、更にプレッシャー。

そうだよね。オリンピックはブラジル国を挙げての一大イベント、色んな能力を持った人等が集まるよ。

チアの皆さんの演技を終えて私たちは番号順にシールのある位置に並ばされます。さぁ、遂に審査の始まり! (次ページへつづく)

(写真・文/工藤めぐみ)

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著者紹介

工藤めぐみ Megumi Kudo 9歳よりクラシックバレエを基礎にサンバを始める。2008年にリオデジャネイロの名門エスコーラ・ジ・サンバ「サウゲイロ」のパシスタのオーディションに合格。2009年~2011年、2013年~2014年に同団体のパシスタとして、リオのカーニバルに出場している。「サウゲイロ」の選抜メンバーによるサンバショーのメンバーでも、唯一の日本人として参加している。帰国中は、プロフェッショナルのダンサー(SMAPドームツアー、山下智久コンサートのサンババックダンサーなど)や、ダンスインストラクターとして活躍。神戸にてダンス教室「MEGUサンバダンス」を主催するほか、地元のサンバチーム「Feijão Preto(フェジョン・プレット)」のダンサーリーダーも務める。神戸まつり、浅草サンバカーニバルをはじめ全国のサンバ関連イベントでも活躍。

「Feijão Preto(フェジョン・プレット)」http://www.feijaopreto.net/
「MEGUサンバダンス」http://www.feijaopreto.net/sambadance.htm