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日伯のカリスマシェフ、アレックス・アタラと成澤由浩が共演

パステウ アレックス・アタラ

「今晩、みなさんに知っていただくのは、ブラジルの極めて伝統的な料理です。日本文化がブラジルに影響を与えたことを示す料理もあります。最初にご紹介するのは『パステウ』というブラジル流の揚げ餃子のような食べもの。私が暮らしているサンパウロで極めて人気の高い、代表的なストリートフードです。この食べものは日本からの影響を強く受けています」(アレックス・アタラ)

「私は国内で最も日系人が多く暮らすサンパウロで育ちましたので、小さいときから日本食へのあこがれと尊敬を抱いていました。毎回、日本に来るたびに、味覚の組み合わせ、伝統的な調理方法など学ぶことがたくさんあります」(アレックス・アタラ)

アレックス・アタラは、バイーア州の郷土料理として知られる煮込み料理ヴァタパーを具にしたパステウ、日本の出汁とアマゾン地方に伝わる調味料トゥクピーをあわせた汁料理、鶏肉の煮込み料理を披露した。

「『トゥクピー』はアマゾン地方を代表する味の汁料理です。私の言い方で紹介させていただくなら、『トゥクピー』は”ブラジルのうまみ”です。ブラジルにはカルニセッカ(干し肉)やハム類などうまみ成分のある食べ物はほかにもありますが、最もブラジルらしく、まさしく”うまみ”と言えるのはトゥクピーでしょう。まだ広くは知られていない味ですが、この味覚を通じて、アマゾンで暮らしている人々や環境保全についても伝えることができたらと思っています」(アレックス・アタラ)

アレックス・アタラ トゥクピー

この日、アレックス・アタラは、「トゥクピー」と日本の出汁を融合させてハーモニーを醸し出した料理をお披露目した。

「異なる文化を混ぜ合わせるというのはとてもエモーショナルかつ魅力的なことです。鰹節と昆布に、よりドライで酸味のあるトゥクピーを混ぜることで新たな味が生まれました」(アレックス・アタラ)

「『ガリニャーダ』はブラジル流の鶏肉の煮込み料理。愛情を込めてつくる料理で、月に一度は一緒に働いてくれる人たちのために皆を集めてフェスタのようにふるまっている料理です」(アレックス・アタラ)

デザートには、アマゾンの果実バクリのチャツネとバジリコシャーベットと赤唐辛子の砂糖漬けを提供した(次ページへつづく)。

(写真・文/麻生雅人)

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