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アンベブ、人気ジュースブランド「ド・ベン」を買収へ

ド・ベン ブラジル ジュース

ブラジル国内のビール市場の70%を占めるといわれている、同国の最大手飲料メーカー、アンベブは4月25日(月)、果汁100%ジュースでおなじみのブランド「ド・ベン」を買収することを公表したと現地メディア「G1」(同日づけ)などが伝えている。

取引額は明らかにされていないとのこと。この契約により、ビールと清涼飲料水の巨大メーカーであるアンベブは、果汁100%ジュース市場にも参入することになるという。

「(この契約は)わが社のノンアルコール部門のパフォーマンスを拡大・強化するのに十分な力があります」とアンベブは「G1」にコメントしたとのこと。

経済専門誌「ヴァロール」は、「アンベブは、果汁100%ジュース市場と、その他の機能性飲料のマーケットに参入する」というアンベブのベルナルド・パイーヴァ社長のコメントを報じている。

2007年に研究を開始、2009年に初の商品を登場させた「ド・ベン」は、主力商品である、水や砂糖、添加物を使わない100%天然ジュースで知られるリオデジャネイロ発の人気ブランド。オレンジやぶどう、みかんなどの100%果汁ジュースは、水も加えていない。そのほかに、パイナップル&オルテラォン(ハーブの一種)、リモナーダ(レモン果汁、水、砂糖)、ココナッツウォーター、マテ茶、機能性飲料などがシリーズに加わっている。

かわいいブランドのキャラクターが描かれたパッケージは、スーパーマーケットの飲料コーナーでもひときわ目を引く。現在はフランス、スペイン、コロンビア、ウルグアイにも輸出されているとのこと。近年はジュースだけでなく、シリアルバーなどの健康食品も販売している。

(写真・文/麻生雅人)

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