オリンピック開催で注目のブラジル料理はここで楽しめる!
2016年 08月 11日こうした個人オーナー店では、シェフやオーナーが店の個性を明確に打ち出しているのが特徴だ。またほとんどの大型レストランでもサラダバーでフェイジョアーダや軽食などシュハスコ以外のブラジル料理を出してはいるが、個人オーナー店では、シュハスコ以外のブラジル料理にも腕をふるう店が多い。
また、日本の約23倍もの広さがあるブラジルには、まだまだ日本で知られていない郷土料理が各地にあるが、そんな郷土料理を出す店もでてきた。
「炭火シュラスコ Gostoso(ゴストーゾ)」はサラダバーはないものの、パウミット(ヤシの新芽)、ベテハーバ(ビーツ)というブラジルではおなじみの食材が入ったサラダがお代わり自由。サラダと一緒に、フェイジョアーダ、エスコンジジーニョ、ストロガノフなどの料理が日替わりで提供される。特にポンデケージョ(チーズパン)は本格的な味(http://www.hotpepper.jp/strJ001145403/)。
「ガウショ グリル」は、代々、肉のさばき方、焼き方、切り方を父親から教わるというガウーショ(リオグランジドスウ州の人)であるアンドレさんが、本場シュハスコの焼き方、切り方にこだわる(http://www.hotpepper.jp/strJ001133798/)。
「イグアス」(写真上)はシュハスコだけでなくフェイジョアーダ、ムケッカバイアーナ(魚介類をココナッツミルクなどと一緒に煮込んだ料理)、ストロガノフ(エビ、ビーフなど数種)の家庭料理も楽しめる。日替わりのランチメニューでは、ブラジルの国民食フェイジョン・コン・アホースや、シェフの故郷パラナ州の郷土料理であるバヘアード(牛肉の煮込み料理)が出る日もある(http://www.hotpepper.jp/strJ000706259/)。
「ホットペッパー」が毎月主催しているという、外食のプロフェッショナル集団による「ホット
ペッパー グルメ トレンド座談会」も、シュハスコだけでなく、ブラジルの多彩な料理やお酒に着目する。
同座談会が注目するのは、ブラジルの国民食ともいえる日常食フェイジョン(フェイジョン・コン・アホース)、コシーニャ(鶏肉のコロッケ)やパステウ(揚げパイ)などの軽食、国民酒カシャッサを使ったカクテル、カイピリーニャなど(次ページへつづく)。
(文/麻生雅人、写真提供/ホットペッパーグルメ)