リオデジャネイロ・パラリンピック開会式 写真集
2016年 09月 11日スタジアムでスリー・アギトスが作られる一方、映像で「ボッタ・ド・ムンド」のプロジェクトが紹介された。
「ボッタ・ド・ムンド」は、障害を持っているためサッカーをしたことのない子供たちに「コパ・ド・ムンド(ワールド・カップ)」を、という国際的なプロジェクト。
子どもたちは特殊なブーツを身に着けることで、親やサッカー選手などと一心同体でサッカーをすることができる国際的なプロジェクト。チャリティマッチにはネイマールの財団、世界各国のサッカー選手、元サッカー選選手も協力している。車いす生活を送る子どものため、父親のアレシャンドロ・ファレイロスが特殊なブーツを開発したことからはじまったという。
このブーツを身につけた9組の親子がパラリンピック旗を抱えてマラカナンに入場。旗はコパカバーナを受け持つ消防隊に受け渡され、旗はステージ上に掲揚された。
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(文/麻生雅人、写真上と中/Tomaz Silva/Agência Brasil、写真下/Beth Santos/PCRJ)