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2017年、カウントダウンイベントとともに幕開け

エウバ・ハマーリョ、アウセウ・ヴァレンサ、ジェラウド・アゼヴェード

ステージではコンサートやサンバの演奏が披露されたが、この日のメインイベントは「オ・グランジ・エンコントロ(大いなる出会い)」。

このショウは、エウバ・ハマーリョ、アウセウ・ヴァレンサ、ジェラウド・アゼヴェードともうひとりゼー・ハマーリョの4人が、1996年にリオデジャネイロ市にあったカネカォン劇場で行った同名のショウの20周年を記念して開催されたもの。観客はエウバタチと一緒に「アヌンシアサォン」、「カラヴァナ」、「サビアー」などを歌った。

コンサートの終わりごろエウバ・ハマーリョは、観衆の中にいたシリア難民の親子(母親と息子)をステージに呼んだ。難民のムハマッド君は、自分と家族を受け入れてくれたブラジルに感謝して涙を見せた。

「ブラジルの人たちはいつも僕らに手を差し伸べてくれました。だから僕もこの国の人たちに恩返しがしたいです」(ムハマッドくん)

コパカバーナ カウントダウン

また、軍警察によると、ヘヴェイリョン(大晦日の年越しイベント)のために配備された警察官は1910名で、2016年に比べて13.7%少なかったという。警察官の数は十分ではなく、強盗や暴力事件の報告も少なくなかったという。隠居生活をしているマリア・ジ・ソウザさんは、大晦日の日に若者による集団ひったくりに会い恐怖を感じたと語った。

「海の近くでこの日、何度も集団ひったくりが行われるのをみました。若者たちに抵抗しようとした一人の男性が、私の目の前で鼻を殴られました。このイベントは大勢の人がいるので彼らにとっても稼ぎ時なのです」(マリア・ジ・ソウザさん)

(文/麻生雅人、写真上/Alexandre Macieira//Riotur、写真下/Fernando Maia/Riotur)

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ブラジルのニューイヤー・イヴ、ヘヴェイリョン

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