ロシアW杯2戦目、ブラジルは苦しみながらもドラマチックにコスタリカに勝利
2018年 06月 24日試合は開始早々、ブラジルはそこそこ攻撃を仕掛けていたが、コスタリカの守備を崩しあぐねていた。
コスタリカは、5-4-1の超守備型ファーメーションできれいに並んでいる。
ブラジルは、このきれいな並びをなかなか攻略できず、苦し紛れに遠目からのシュートを繰り返すにとどまっていた。
前半は0-0で折り返した。
後半開始から、ブラジルは、右WGのウィリアン(チェルシー)に代えて、ドウグラス・コスタ(ユベントス)を投入した。
後半も、開始早々からブラジルは怒涛の攻めを見せたが、数多く放つシュートはことごとくGKナバスに抑えられる。さすが、世界一のクラブチームの守護神だ。
前半よりは明らかによい攻撃ができているが、ゴールだけはこじ開けることができず、時間だけが刻々と過ぎていった。
ネイマール(パリSG)も時折りシュートを放つが、この日はまったく決めることができなかった。ボールキープができない場面もあったりし、前試合同様、体のキレは感じられなかった。
そんな中、後半33分、PA(ペナルティエリア)内でネイマールが倒され、ブラジルにPKが与えられた。いや正確にいうと、PKが与えられかけたのだ。
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(文/コウトク、写真/Lucas Figueiredo/CBF)