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ブラジルのクラフトビール生産者、3年で約2倍の増加。雇用も創出

ブラジル クラフトビール

サンタカタリーナ州の元建築エンジニアのダヴィ・ジメルマンさん(41)は、ふたりの友人を誘って新たに起業してクラフトビール「アリアス・ブラウ」の酒造に転職した。

初期投資金額は200万レアル(約6000万円)。ブルメナウ市の900㎡の土地で、1カ月に5万リットル生産している。開業当時のスタッフは6名だったが、生産量を3倍に増やすため人員も18名にしたいと考えているという。

ダヴィさんは、ブラジルのクラフトビール市場はこの先10年は成長しつづけるとみている。

「クラフトビールがより広く一般のブラジル人の舌に合うようになることと、市場で勝負していける価格と分量を作り続けることが今後の課題ですね」(ダヴィ・ジメルマンさん)

クラフトビール酒造のほとんどは、地域に密着した小規模生産者だ。しかし、ビールを作るチャンスが広がっている。しかしビール製造は着実に増え続けており、さまざまな地方で雇用を創出している。

2016年末の時点で小規模生産者の数は3万6000人となり、昨今の経済危機で失業が増加している中で、クラフトビール業界では新たな雇用が生まれている。

(次ページへつづく)

(文/麻生雅人、写真/Divulgação)
写真はサンタカタリーナ州でダヴィ・ジメルマンさんが生産する「アリアス・ブラウ」

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