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【コパアメリカ2019】 日本は決勝トーナメントに進めず、グループリーグで敗退。ブラジルの準々決勝の相手はパラグアイに

6月24日、ベロオリゾンチで開催された日本対エクアドル戦(写真/ Wander Roberto/CA2019 )

6月24日(月)20:00(日本時間25日(火)8:00)、ベロオリゾンチのミネイラォン競技場で、コパアメリカのグループC最終節、日本対エクアドルの試合が行われた。

この試合は決勝トーナメント進出の最後の一枠、ブラジルの相手を決める大事な戦いとなった。日本もエクアドルも、勝てば決勝トーナメント進出が決まり、両者引き分けたら、パラグアイが最後の切符をもぎ取り、ブラジルと対戦することととなることが分かっていた。

6月24日、ベロオリゾンチで開催された日本対エクアドル戦(写真/ Wander Roberto/CA2019 )

日本は、前節のウルグアイ戦のメンバーがベースとなった。

先発メンバーの変更は、安部裕葵に代わった久保建英のみだった。

試合開始早々は、エクアドルがボールを支配。日本はなかなかボールをキープできない。

前半8分に三好が日本の初シュートを打つ。

その後、日本にリズムが出てくる。ようやく攻撃を組み立てられるようになってきた。

前半15分、久保から岡崎に縦パス。これには岡崎は追いつけなかったが、相手GKが弾いたこぼれ球を中島がシュートし、ゴールネットを揺らすことに成功した。

岡崎の位置がオフサイド気味で、VARに判定を委ねることになったが、ゴールは認められて、日本に待望の先取点が決まった。

6月24日、ベロオリゾンチで開催された日本対エクアドル戦(写真/ Wander Roberto/CA2019 )

その後も日本はいい攻撃ができていた。

久保が細かいパスなどを繰り出し、いいアクセントになっていた。

しかし、そんな中、前半35分、エクアドルにゴールが決まってしまった。一度はGK川島が止めたが、こぼれ球を決められてしまったのだ。

前半はそのまま1-1で折り返した。

後半は、立ち上がりからエクアドルが怒涛の攻めをみせた。

日本は、時折り久保がいいプレーをみせるが、なかなか攻撃を組み立てられないでいた。

後半21分、日本は唯一の大学生プレイヤー、上田綺世が岡崎に代わった。

上田の投入と同時に、日本にエンジンがかかり始めた。

両者攻守が激しく変わる展開。エクアドルも勝てば決勝トーナメント進出できるので、必死だ。

日本は、久保が期待させる動きをみせていた上に、惜しいシーンはいくつかあったが、ゴールはなかなか決まらない。

アディショナルタイムには、久保がついにゴールネットを揺らすが、VARの結果オフサイドの判定。

そのまま、1-1で試合は終了した。

日本はあと一歩のところで、決勝トーナメント進出を果たすことができなかった。

若き日本代表は、2分け1敗という結果で、ブラジルの地を後にすることとなった。

最後の試合に勝てば、ブラジルと真剣勝負ができたのだ。本当に残念でならない。

また、レアルマドリッドに移籍が決まっており世界中から注目を集めた久保建英は、その技術力の高さ、非凡な才能を十分にみせてくれた。しかし、ゴールを決めることはできなかった。本人としても悔しいことだろう。

さて、決勝トーナメントは、早くも27日(木)21:30(日本時間28日(金)9:30)に、ブラジル対パラグアイのカードで幕を開ける。

会場は、日本の第2戦が行われたポルトアレグレのグレミオアリーナだ。

2011年アルゼンチン大会、2015年チリ大会と2大会連続で、ブラジルは、決勝トーナメント初戦でパラグアイと対戦し、いずれもPK戦の末、敗れている。

ブラジルにとってパラグアイは鬼門とも呼べる存在だ。

ブラジルは、2016年の前回大会(100周年、アメリカ大会)では、決勝トーナメント進出を逃しており、直近での決勝トーナメントでは、パラグアイの壁を越えられず敗退しているのだ。

果たして、3度目の正直で、ブラジルは雪辱を晴らすことはできるだろうか。結果はもうすぐわかることになる。

(文/コウトク)

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著者紹介

コウトク  2005年6月~2012年6月まで仕事の関係で、ブラジルに在住。ブラジル在住当時は、サッカー観戦に興じる。サントス戦については、生観戦、TV観戦問わずほぼ全試合を見ていた。2007年5月のサンパウロ選手権と2010年8月のブラジル杯のサントス優勝の瞬間をスタジアムで体感。また、2011年6月のリベルタドーレス杯制覇時は、スタジアム近くのBarで、大勢のサンチスタと共にTV観戦し、優勝の喜びを味わった。現在、スポーツナビのブログ「ブラジルサッカーレポート」(http://www.plus-blog.sportsnavi.com/kohtoku/)を執筆中。