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ブラジルの名門ワイナリーのルーツ、ヴェネト州(イタリア)のワインを知るセミナー開催

「イタリア・アモーレ・ミオ!」ではアリタリア航空のイタリア往復航空券の抽選会も開催される(画像提供/在日イタリア商工会議所)

7月6日(土)、7日(日)にTBSテレビ赤坂Sacas広場・赤坂2Biz Towerで開催される日本最大級のイタリアン・フェス「イタリア・アモーレ・ミオ!」(入場無料)では、イタリアからブラジルに最も移民を多く輩出したヴェネト州にスポットあてて、さまざまな文化を紹介する。

会期中に開催されるワインとチーズのマスタークラス・セミナーでも、サルトンやミオーロをはじめとするブラジルの名門ワイナリーを運営するファミリーのルーツでもある、ヴェネト州のワインがテーマとなっている。

ヴェネツィアを州都とするイタリア北部にあるヴェネト州はブラジルとの関係が深く、ブラジル地理統計院(IBGE)によるとブラジルに多くの移民が押し寄せた時期に当たる1870年から1920年の間にブラジルに流入した移民の中で最も多かったのがイタリアからの移民で、移民全体の42%を占めていたという。

この期間、地域別ではイタリア北部のヴェネト州(地域はトレヴィーゾ、ヴェローナ、ヴェネツィア、パドヴァ、ヴィチェンツァ、ロヴィーゴ、ベルーノ)からの移民が最も多く、イタリア移民全体の30%を占めていたという。カンパニア州(ナポリとカゼルタ)とカラブリア州(コゼンツァ、カタンザーロ)がこれに続く。

そのため今もブラジル、とくにイタリア移民が多い南部~南東部にはヴェネト州のさまざまな文化が色濃く残っており、南部3州とエスピリットサント州では、世界でも限られた地域のみに残されているヴェネト語がブラジルで独自に変化した「タリアン」と呼ばれる言語(いわばヴェネト版コロニア語)が息づいている。

特にブラジルの名門ワイナリーを運営するイタリア移民のファミリーがヴェネト州の出身が多い。

サルトンのファミリーのルーツは同州トレヴィーゾ県チゾーン・ディ・ヴァルマリーノ、ミオーロのファミリーは同州パドヴァ県ピオンビーノ・デーゼがルーツだ。

デッレ・ヴェネツィエDOCワイン保護協会、ヴァルボリチェッラワイン保護協会、アジアゴチーズ保護協会の主催による「マスタークラス:ヴェネト州のワインとチーズ」は 「イタリア・アモーレ・ミオ!」 会場内TBSギャラリーにて開催される。タイムテーブルは、7月6日(土)11:00/13:00/15:00/17:00、7月7日(日) 10:00/11:30/13:15/15:00/17:00。

HPでの予約は終了しているが当日、立ち見は可能。状況次第でワインは立ち見でも試飲可能な場合もある。

会場限定の「アモーレ・ミオ・ピッツァ」(撮影/麻生雅人)

また会場では、ナポリのピッツァ職人ヴィンチェンツォ・ロベルトさんが来日して同イベントのために作った「アモーレ・ミオ・ピッツァ」やパスタなどの会場限定フードも提供される。

ナポリのピッツァはコルニチョーネが膨らんでいるのが特徴だが、ヴィンチェンツォさんのピッツァはとくにコルニチョーネが存在感を主張している。具にはズッキーニのクリームと燻製ハム(スペック)を使っている。

そのほか、イタリアののベテラン・サッカー実況解説者ファビオ・カレッサさん、人気料理研究家ベネデッタ・パローディさん、新美術アカデミー(NABA)のファッションアドバイザーを務める二コレッタ・モロッツィさん、ポップス歌手のキアラ・ガリアッツォさんなどが来日して、さまざまな文化を伝えるショウやトークを繰り広げる。

7日(日)19:30からはメインステージでイタリア往復航空券の抽選会も開催される。

イベントの詳細は公式HP(https://italia-amore-mio.com/ja/)を参照。

(文/麻生雅人)

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