「FESTIVAL de FRUE 2019」、トン・ゼーの観劇後はクラフト・カシャッサで乾杯を

2019年 11月 3日

FESTIVAL de FRUE 2019 に揃うクラフト・カシャッサ各種(撮影/麻生雅人)

静岡県掛川市「つま恋リゾート彩の郷」で今日、11月3日(日)まで開催中の野外音楽フェスティバル「FESTIVAL de FRUE 2019」( http://festivaldefrue.com/ )では、飲食テントにて、地元静岡の食材を使ったご当地グルメから静岡県の地酒、出演者のイチベリやトン・ゼーに敬意を表して用意されたブラジル各地の地酒(クラフト・カシャッサ)などが販売されている。

地酒では「杉錦 誉富士純米酒」(杉井酒造/藤枝市)、「正雪 特別純米酒」(神沢川酒造場/清水区由比)、「白隠正宗 純米大吟醸」(高嶋酒造/沼津市)などが冷酒で販売されている。

ブラジルの国民酒カシャッサ(サトウキビから造られる蒸留酒)からは、リオやミナス、リオグランジドスウなど各地のクラフトカシャッサが用意されている。

銘柄は「カシャーサ・ダ・キンタ(ブランカ、アンブラーナ、カルヴァーリョ)」(リオデジャネイロ)、「ファゼンダ・ソレダージ(ジェキチバ、イペー)」(リオデジャネイロ)、「セレッタ(ウンブラーナ)」(ミナスジェライス)、「ウェーバーハウス(アンブラーナ)」(リオグランジドスウ)など。

クラフトカシャッサは、オーク(カルヴァーリョ)だけでなくブラジルの豊かな自然が育んだ多様な木の樽で熟成させた、カシャッサ特有のさまざまな香りや味が楽しめるのが魅力のひとつ。ブラジルのシンボルの花であるイペーの木で熟成させたカシャッサもある。FRUEの会場で音楽とカシャッサを通して、ブラジルの多様性を味わって。

(文/麻生雅人)