【コラム】ドバイ経由でブラジルに行くと…

2020年 01月 25日

無事リオに到着!(写真提供/工藤めぐみ)

突然ですがRIO de Janeiroに来ています。

久しぶりの渡伯に、前回の強盗の怖い思いがフラッシュバックしたりと…久々のこの感じで…少し気を張っていますが。

さて、今回は日本からリオ・デ・ジャネイロまでの飛行機についてのおはなしです。

私はリオ・デ・ジャネイロ⇄日本との往復は人生で10回以上はしているので、アメリカ経由、ドイツ経由、様々な国でトランジットをしています。

でも、やはりここ数年のお気に入りは、エミレーツ航空のドバイ経由。

「そっち周り!?」っていつも驚かれるけど、アメリカ合衆国でのトランジットは私は相性が悪くて。

荷物がいつも多くて英語のガンガンの質問に固まった私は、合衆国旗の立つ謎の別室の小部屋に連れて行かれ、手にパスポートを持ったまま何の尋問も無く2時間以上待たされたあげく、荷物を開けろ〜とも言われず、そのまま行っていい! と解放された…あの謎の状況と、孤独を思い出すわけです。1人孤独すぎた!

それに比べたらドバイ経由は結構あっさりと入国できるイメージ。

機内も綺麗だし、リオまで荷物のピックアップも無いので安心かな。

私的な、リオ行きの心得は、とにかく機内がクーラーで寒いのでダウンジャケットとか機内持ち込みの荷物に入れてた方がいいよ!

貸し出しのブランケットだけではいつも寒すぎて。特に足が冷えるのでしっかり履いてきてね。

リオに着いたら40度とかになってるかもだけど(これが恐ろしの温度差)。

リオについてショーパンとかに着替えればいいから防寒は絶対にしてね。体調崩しちゃったら心配だし、楽しめなくなっちゃうからねー!

日本→ドバイは、約12時間弱のフライト。

まず、日本→ドバイは、日本人のCAさんや日本語を話せるCAさんも数人いらっしゃるので、安心、安心。

ラッキーな通路に当たると、担当が日本人CAさん。ちょい外れると、日本語を話せないCAさんになるけど、日本から出発してるのでなんとかなる!

テレビもちゃんと、1人一個ついてるので映画も見放題。日本語字幕がついた映画もたくさんあるので安心。

それから、飛行機に乗ったらすぐに晩ごはんなので、乗る前にバタバタしてて食べれなくても大丈夫。

日本語つきのメニューが貰えるからお食事のチョイスも余裕。

エミレーツ航空の機内食(夕食)(撮影/工藤めぐみ)

私はチキンにしたよー!

食べたら、結構な早さで消灯。

そして、朝ごはんの時間くらいに電気が徐々についてきて周りがザワザワ。そうすると人間なんとなく起きる(笑)。

そしたら朝ごはん。

朝ごはんも二択なんだけど(そのほかベジタリアンなど別メニューも事前申請で申し込めます)、ハンバーグなんちゃら頼んだら…いや! メイン 卵焼きやんっ!! って心の中で1人つっこんだ逸品がこちら。

私の母が好きな(笑)お寿司の卵みたいな卵焼き(撮影/工藤めぐみ)

エミレーツの好きなトコはご飯が美味しいかな~。ぺろりと食べちゃうの。ずっと機内で動いて無いのにね(笑)。

ちなみに夜食とか、小腹が空いたら、カップヌードル醤油味を出してくれたりスナック類もくれたりするよー。

カップヌードル醤油味は気圧の関係かな? 芯が残ってるけど(笑)、たまーに食べたくなって。

まぁ、日本出発の機内は無事。安心して機内を楽しんで!

次だよね〜心配は!

次回はトランジットと、ドバイ→リオの機内についてを。

(文/工藤めぐみ)

著者紹介

工藤めぐみ Megumi Kudo

工藤めぐみ Megumi Kudo
9歳よりクラシックバレエを基礎にサンバを始める。
2008年にリオデジャネイロの名門エスコーラ・ジ・サンバ「サウゲイロ」のパシスタのオーディションに合格。
2009年~2011年、2013年~2014年に同団体のパシスタとして、リオのカーニバルに出場している。「サウゲイロ」の選抜メンバーによるサンバショーのメンバーでも、唯一の日本人として参加している。
帰国中は、プロフェッショナルのダンサー(SMAPドームツアー、山下智久コンサートのサンババックダンサーなど)や、ダンスインストラクターとして活躍。神戸にてダンス教室「MEGUサンバダンス」を主催するほか、地元のサンバチーム「Feijão Preto(フェジョン・プレット)」のダンサーリーダーも務める。神戸まつり、浅草サンバカーニバルをはじめ全国のサンバ関連イベントでも活躍。

「Feijão Preto(フェジョン・プレット)」http://www.feijaopreto.net/

「MEGUサンバダンス」http://www.feijaopreto.net/sambadance.htm
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