ブラジルの新型コロナウイルス感染症死者、17万人超す

2020年 11月 29日

写真は11月2日、日本の「お盆」にあたる「死者の日」、サンパウロ州内各地に設置されている偉人の銅像に、Covid19による死者への追悼のたすきがかけられた。たすきにはマスク着用を訴えるメッセージが記されていた(写真/Governo de São Paulo)

先週、ブラジルの新型コロナウィルス感染症による死者数が17万人を超えた。「オ・グローボ」、「G1」、「エシトラ」、「フォーリャ・ヂ・サンパウロ」、「UOL」、「エスタード・ヂ・サンパウロ」 によるメディア連合が各紙で伝えている。

11月24日(火)に同感染症による死者数は17万179人を記録。累計感染者数は612万1,449人となった。

その後、24時間の死者数は25日に620人、26日に698人、27日に501人増えて、27日の時点で累計死者数は171,998人となっている。

この週の、各日の24時間の新規感染者数は24日が33,445人、25日が45,449人、26日が37,672人、27日が33,506人となっており、27日の時点で累計感染者数は623万8,076人となっている。

州別では南部のリオグランジドスウ州とサンタカタリーナ州、南東部のエスピリットサント州、北部のアマゾナス州、北東部のセアラー州で感染が増加傾向にある。

(文/麻生雅人)