キボンが吾妻橋にリバーサイドカフェをオープン。新メニューのブラジル流カフェ飯とは!?

2022年 05月 5日

Quebom!Riverside Café e Bar(撮影/麻生雅人)

ブラジル生まれのフットボールブランド「ATHLETA」がプロデュースするブラジル料理店Churrascaria Quebom!(シュハスカリアキボン!)を運営する株式会社キボンが、新店舗Quebom!Riverside Café e Barを浅草の隅田川沿いにオープンした。

地下鉄浅草駅から吾妻橋を東岸へ渡ってすぐ、墨田リバーサイド地区。巨大オブジェで知られるアサヒビール本社の麓に、Quebom!Riverside Café e Barはある。

建物は2階建で、1F部分がQuebom!Riverside Café e Bar。2Fには5月6日(金)より、柔術やカポエィラもできるATHELETA ATHLETIC CLUBがオープンする。

ここはアシックスジャパンが2017年より、フィットネススタジオやカフェのある「ASICS CONNECTION TOKYO」を運営していた建物。“隅田川周辺の地域活性化の拠点”、“人々がふれあえるコミュニティスペース”としての役割は受け継がれているが、ブラジル文化を背景に持つATHLETAは、新たに“スポーツという枠を超えた異文化交流の場”というコンセプトを打ち出している。

Quebom!Riverside Café e BarをプロデュースするQuebom!のゼネラルマネージャー、戸島マウロ哲さんは「リバーサイドの公園スペースと隣接しているオープンテラスもあるお店なので、ウォーキングやランニングで通りがかる方や、公園に遊びに来られる方もふくめて、どなたでも気軽にふらっと立ち寄れるお店」にしたいと語る。

Quebom!Riverside Café e Bar (撮影/麻生雅人)

メニューはQuebom!らしくブラジルに特化しているが、「アホース・コン・ブロッコリー(ブロッコリー・ライス)弁当」、「ガリンニャーダ(ブラジル流煮込みチキンライス。味付けは地域によって異なるがシリア料理の影響を受けた味付けのものも有名)弁当」など、ブラジルのランショネッチやボテコの料理を参考に、この店舗のために新たに開発された新メニューが並ぶ。

味の素スタジアムのスタグルとして絶大な人気を誇る、牛ステーキ入りの「ミックス弁当」もカフェ飯仕様にアレンジされた。

Quebom!各店でも定番メニューのひとつとなっているポンデケージョも、プレーンタイプに加え、ゴイアバーダとキボンクリームの2種類のトッピングタイプが初お目見えとなった。

ミナスチーズとのコンビネーション“ロミオとジュリエット”でおなじみゴイアバーダ(ブラジル流のグアバ羊羹)は、ブラジル流チーズパンのポンデケージョとも相性はばっちり。キボンクリームは、ブラジル人が大好きな練乳を使ったオリジナルのクリームだ。

栃木県益子町経由でミナスジェライス州から届けられたコーヒー豆を使ったコーヒー(撮影/麻生雅人)

コーヒーは、ミナスジェライス州で日系人が経営する農家から届けられたコーヒー豆が使われている。今のところ東京ではおそらくQuebom!Riverside Café e Barでしか飲めないコーヒーだ。

メニューはすべてキャッシュ・オン・デリバリー制。

「公園や川沿いでも楽しんでいただけるようテイクアウトを前提にした、“イートイン”という位置づけのお店にしていますがもちろん店内や、テラスでもゆっくり楽しんでいただけます。テラスで、隅田川越しに、浅草の街に沈んでゆく夕日を眺めながらいただくクラフトカシャッサは格別です」(戸島マウロ哲さん)

クラフトカシャッサは「カシャーサ・ダ・キンタ」を常備(撮影/麻生雅人)

テラスは川沿いの公園エリアとつながった空間なので、楽器を持ち込んでパゴーヂやショーロも楽しめそうだ。

2階のATHELETA ATHLETIC CLUBでは、ヨガやズーク、サンバ、柔術、カポエィラなどのプログラムも予定されているとのこと。

ATHELETA ATHLETIC CLUB 。リバーサイドならではの開放的な空間(撮影/麻生雅人)

ATHELETA ATHLETIC CLUB
Quebom!Riverside Café e Bar
墨田区吾妻橋1-23-8先
ATHELETA ATHLETIC CLUB問い合わせ 03-6658-8193

(文/麻生雅人)