リオのパーカッション軍団モノブロコ、9月に精鋭13名で来日
2015年 07月 19日リオデジャネイロのカルナヴァウ(カーニバル)といえば、サンバパレード専用会場で行われる“リオのカーニバル”が有名だ。しかしこの時期、リオでは街の中を“ブロコ”とよばれる、楽隊やダンサーなどで構成された集団が、サンバからマーチまで思い思いの音楽を奏でながら行進する。
ブロコが街に繰り出すと路上は大賑わう。これぞカルナヴァウ・シーズンの風物詩ともいえる光景だが、2015年のカルナヴァウ時期、リオ市でブロコが集客した観光客は約480万人だった。
そんなリオのブロコの中でも、集客で第二位だったのがパーカッション集団モノブロコ。50万人もの観衆をストリートに集めた。
2014年にはFIFAワールドカップブラジル大会の公式キャンペーンソング「トゥド・ムンド」を作曲・演奏。FIFAワールドカップトロフィーツアーではナオト・インティライミと共演している。
そんなモノブロコは、2010年の初来日公演でも、文字通り会場を熱狂の渦に巻き込んだ。今年は東北と東京で公演を行う(次ページへつづく)。
(文/麻生雅人、写真提供/トゥピニキーン・エンターテイメント)