リオ市でアートと文化の祭典、開催中。世界的ウォールアート作家エドゥアルド・コブラの講演も
2017年 01月 21日今年(2017年)に入りブラジル・リオデジャネイロでは、「アレーナ・バンコ・オリジナウ」というカルチャーイベントが連日のように開催され、カリオカの夏を盛り上げている。
同イベントは1月6日から2月5日までの1ヶ月間に渡って行われるもので、リオデジャネイロ・オリンピック・パラリンピックに向けて再開発された港湾地区にある第3倉庫を貸し切り、 音楽ライブや講演会、演劇やスタンドアップコメディなど様々なアトラクションが催される予定だ。
1月14日には、世界的に活躍するウォールアーティストのエドゥアルド・コブラが自身の生い立ちやアーティスト活動についての講演を行った。
講演が行われたイベント会場は<世界一大きなウォールアート>としてギネスブックに登録された作品が描かれた壁のちょうど向かい側にあり、この場所でイベントに参加できることを光栄だと語った。
今でこそサンパウロやリオデジャネイロなど国内に留まらず、ニューヨーク、アムステルダム、モスクワ、ドバイ、日本など、地球をまたいで活動の場を広げているコブラ氏だが、現在の彼にたどり着くまでの背景を含めたエピソードや、これまでの活動について約1時間にわたって語った(次ページへつづく)。
(写真・文/noriji)
写真はリオデジャネイロ湾岸地区でエドゥアルド・コブラが手掛けた世界一大きなウォールアート