ベーリョ・バヘイロのボトル入りカイピリーニャ、日本初上陸
2018年 03月 7日カシャッサの有名人気ブランド「ベーリョ・バヘイロ」などを手掛ける輸入販売会社イマイは、FOODEX JAPAN 2018のブラジル・パビリオン(ブースNo. 5C01)で、ブラジルのチーズパン、ポンデケイジョや、冷やすだけでそのまま飲めるボトル入りカイピリーニャ、名門ワイナリーのアウローラ社のワインを紹介している。
ポンデケイジョは、マンジョッカ芋(キャッサバ粉)のデンプンとチーズを主原料として作るチーズパン。これにバターや卵を混ぜて作った生地を焼きあげてつくるシンプルな軽食だが、家庭や店によって味や食感は微妙に異なる。
イマイがFOODEXで紹介しているのは、本場ミナスジェライス州にあるフォルノ・デ・ミナス社のポンデケイジョ。創業者ダウヴァ・コウト・メンドンサさんが自宅で客にふるまっていた、熱々でやわらかいポンデケイジョが評判となったことから、フォルノ・デ・ミナス社の歴史が始まったという。昔ながらの手作りの味が受け継がれた味が楽しめる逸品だ。
フォルノ・デ・ミナス社のポンデケイジョはオーブンで焼くだけで本場の味が楽しめるという手軽さも人気で、日本以外にもアメリカ合衆国国、カナダ、ポルトガル、ウルグアイにも輸出されている。
オーブンで約25分焼いて作る冷凍タイプと、同じくオーブンで10~15分温めるだけで作れる半焼成タイプとがあり、FOODEX会場では試食も行っている。
カイピリーニャは、国民酒ともいえるサトウキビからつくられる蒸留酒カシャッサをベースに、ライムと砂糖を加えて作るブラジルを代表するカクテルだが、完成されたカイピリーニャがそのまま飲めるボトル入りの「カイピリーニャ・ベーリョ・バへイロ」(250ml)も今回の目玉アイテムのひとつだ。
日本初上陸となる「カイピリーニャ・ベーリョ・バへイロ」は大手カシャッサブランド、ベーリョ・バヘイロが自社のカシャッサで製造しているアイテム。数分間冷やすだけで本格的なカイピリーニャが楽しめる。現在フランスにも輸出されており好評を博しているという。
また、ワインでは、ブラジルにおけるワインの名産地リオグランデ・ド・スウ州ベント・ゴンサウヴェスを拠点とするアウロラ社のワインを紹介している。
1931年創業のアウロラ社はブラジル最大のワイナリーで、約1100戸のブドウ生産農家と提携しています。ブドウの生産量は年間5500万キロに上り、ワインやブドウ果汁など計4200万リットルを製造しています。
そのうち今回のFOODEXでは、2017年にアルゼンチンで開催されたワインコンテストVINUSでゴールドメダルを受賞した「アウロラ・ヴァラエタル・シャルドネ」、2006年にスロベニアのVino Ljubljanaでゴールドメダルを受賞した「アウロラ・ヴァラエタル・カベルネ・ソーヴィニョン」、2017年にアルゼンチンのVINUSでシルバーメダルを受賞した「アウロラ・レゼルバ・カベルネ・ソーヴィニョン」などが試飲できる。
FODEX JAPAN2018(第34回国際食品・飲料展)は3月9日(金)まで幕張メッセで開催される。流通業者・外食産業からの「フォルノ・デ・ミナス社のポンデケイジョ」「カイピリーニャ・ベーリョ・バへイロ」、アウロラ社のワインの問い合わせはホール5のブラジルパビリオン内イマイ(03-3260-6060)まで。
(写真上と3番目・文/麻生雅人、写真2番目と下/Divulgação)