サンパウロで新たに新型コロナウイルス感染症の高齢者3名が死亡
2020年 03月 20日
新型コロナウイルスの感染症によるブラジルで最初の死亡者が確認された翌日、サンパウロで新たに3名の高齢者の死亡が発表されたと「G1」など現地メディアが伝えている。
サンパウロ州保健局によると、18日(水)に発表された3件の死亡例は65歳、81歳、85歳の男性とのこと。65歳と81歳の患者は、サンパウロにおける最初の死亡例が報告されたパライーゾ地区にあるサンクタマッジョーレ病院に入院していたとのこと。
リオデジャネイロでは現在、新型コロナウイルスの感染症による死亡を調査中の死亡例が2件ある。
そのうち一件はニテロイ市の病院で17日(火)に死亡した69歳の男性で、この男性は、義理の息子がアメリカ合衆国から帰国後の3月11日に新型コロナウイルスの感染検査でを受け陽性だったという。
もう1件はミゲウ・ペレイラ市で死亡した63歳の家事代行業の女性で、雇用主がイタリアから帰国後の検査で陽性反応が出ていたという。
(文/麻生雅人)