カシャッサ「51」に新ラインナップが登場。北東部市場に殴り込み!?
2022年 04月 9日
ブラジルで最もよく知られるカシャッサ・ブランド「51」に、新たなラインナップが加わる。流通業界誌「ヂストリブサォン」が伝えている。
新製品は、「カシャッサ51ハイ―ス」、「カシャッサ51 269ml缶」、「51アイスXVT」の3種類。
「カシャッサ51ハイ―ス」(※ハイ―スは、英語でいえばルーツ)はブラジル北東部の消費者の好みに合わせた製品で、原料であるサトウキビの風味がより強く感じられるとのこと。600ml入りで4.99レアル。
ブラジル北東部では、「ピトゥ」や「イピオカ」などのブランドが絶大な人気を誇っているが、「51」がいよいよ、この地域の市場に殴り込みをかける。
「カシャッサ51 269ml缶」は、ノーマルタイプの「51」の缶入り版。269ml入りで3.23レアル。
「51」のカクテルブランド「51アイス」からは、ブラジルでよく知られるカクテル、シェヴェッチ(シボレー。バニラ、ライム、ココナッツウォーターを使う)にインスパイアされた製品。アルコール度数は7.9%と低め。269ml缶で4.99レアル。缶にはカクテルの名前に使われている70年代のシボレーがデザインされている。
ミュラーのマーケティング・ディレクター、ルシアーノ・サヂ・アンドラーヂ氏は「これらの製品は、常に消費者の欲求に応え、製品ポートフォリオを拡大するという当社の戦略に沿ったものです。そして同時に、私たちのブランドが我が国のリーダーシップをとることを強化します」と語っている。
(文/カシャッサ麻生)