ブラジル各地でデモとスト。ブラジリアでは、先住民族と軍警察が衝突、先住民族は弓矢で応戦

2014年 05月 31日
ブラジリア先住民族デモ

W杯まで約2週間に迫り、全国各地でストによる混乱が起きている。ブラジリアでは(5月)27日、W杯開催に伴う巨額の支出に反発するデモにホームレスの労働者や保護区制定を求める先住民が合流し、約2500人となった後に軍警と衝突して3人の負傷者が出た。28日付エスタード、フォーリャ両紙などが報じた。

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ブラジル政府当局は「ワールドカップで観光客が空港問題に直面することはない」

2014年 05月 30日
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ブラジル政府は予定されていた全てのアップグレード工事に関して未完の部分が多いにも関わらず、ワールドカップのために訪れる観光客が空港で問題に直面することはないというメッセージを発信していると、「FOXスポーツ」(5月20日づけ、電子版)が伝えている。

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「僕に必要なのはワールドカップじゃなくパンだよ」!?サンパウロにW杯批判の路上グラフィティ

2014年 05月 25日
路上グラフィティ

5月24日(土)、サンパウロ市で「Não Vai Ter Copa ワールドカップはナシだ」をスローガンにした今年8回目となるデモが行われた。現地メディア(「フォーリャ」同日、電子版)などが伝えている。

軍警察によると、この日、セー広場に集まったのは約250人~350人(報道によって差がある)だったという。覆面をしている参加者も目立った。

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被災地の子どもたちをワールドカップに招待する支援プロジェクトが進行中。W杯体験記は能田達規氏がマンガ化

2014年 05月 22日
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「サッカー仲間を通じて、東日本大震災の被災地の力になりたい」と、60回近くもの支援を続けてきたサッカーのサポーターグループがいる。その名も「ちょんまげ隊」。

「ちょんまげ隊」のメンバーのほとんどは、応援の際に、ちょんまげのかつらやサムライの鎧などのユニークなコスチュームを着て世界中を飛び回っているという日本代表のサポーターたち。継続して被災地の支援活動を続けてきた彼らが、ワールドカップブラジル大会を前に現在進めているのが、被災地の子供たちをブラジルへ招待する “Smile for Nippon”プロジェクトだ。

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ワールドカップブラジル大会、準備の陰で(1)バイーア州サルバドール市「アートの自覚」プロジェクト

2014年 05月 21日
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バイーア州の州都であり、ワールドカップ開催12都市のひとつであるサルバドール市。同市にある貧困家庭が多く生活するコミュニティでは、ワールドカップが近づくにつれて児童労働の増加が懸念されているという。地元メディア「ヴォス・ダ・バイーア」(5月7日づけ)が伝えている。

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日本の外務省による「2014年FIFAサッカーワールドカップ・ブラジル大会開催に伴う注意喚起」についてブラジルメディアも報道

2014年 05月 20日
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日本の外務省は5月12日、外務省海外安全ホームページにおいて、2014年FIFAサッカーワールドカップ・ブラジル大会開催に伴う注意喚起を発表した。

この発表の内容はブラジル本国でも反響があるようだ。AFPがこの外務省の注意喚起について「日本は観光客にブラジルのリスクを警告」という題で配信するや、14日ごろから同記事を、「オ・グローボ」「G1」「エザミ」「UOL」をはじめブラジルの複数のメディアが掲載している。

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W杯期間中も児童売春から子どもたちを守れ!

2014年 05月 20日
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日本戦の試合が行われるナタール(ナタウ)では、夜が暮れてくると、アドリアーナ・ヂ・モライスさんと有志チームが、クラブやバーをうろつく未成年の売春婦を探して、日々、ナタールの街から児童売春婦達を一掃しようとしている。

「夜の街」として知られるこの亜熱帯の街では、タイトなミニスカートとカラフルな衣装を身に着けた人がほとんど。児童保護チームのエンブレムをつけた黒のポロシャツを身につけて、飲み騒ぐ人々の合間を縫って行くアドリアーナさんのチームはひときわ目立っている。

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マナウスでも豪雨、空港施設内で屋根の落下も。ワールドカップに向けてリフォームした箇所が損害

2014年 05月 20日
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5月19日(月)の午後、マナウスが豪雨に見舞われエドゥアルド・ゴメス国際空港が水浸しの損害を受けた。ワールドカップを控えてリフォームをした部分が損害を受けたという。現地メディア「G1」(5月19日付け)が報じた。

最も打撃をうけたのは乗客が利用するエリア。出発ゲート近くにあるトイレ近辺の屋根が落下した。雨水は階段を伝い下の階も水浸しになった。利用客羽立ち往生して、午後15時半ごろには空港内の様々な場所が水浸しになったという。

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