続くトラック運転手の道路封鎖ストライキ。ガソリン料金の引き上げで影響を受ける農業従事者や小売業者も連帯

2015年 03月 1日
トラックデモ支援

2月23日以降、ブラジル各地のトラック運転手による道路封鎖は警察の介入、罰金などで減りつつあるものの、未だ国内の経済に大きな影響を与えている。

TVグローボが2月27日、番組「ジョルナウ・ナシオナウ」で伝えたところによると、トラック運転手たちはブラジルの5州で55か所の幹線道路で道路封鎖を継続しているという。

続きを読む

裸で自転車にまたがってデモ。抗議運動のスタイルも自由なのがブラジル流!?

2015年 02月 28日
裸で自転車に乗るデモ

デモの際もユーモアのセンスを交え、見る人に強烈な印象を焼き付けさせる方法は、ブラジルではおなじみの光景だが、リオ・グランデ・ド・スール(リオグランジドスウ)州ポルト・アレグレ(ポルトアレグリ)では26日、自転車運転手たちが裸で自転車にまたがって抗議する姿が見られた。

続きを読む

水不足のサンパウロ市、保健・医療機関でも断水。今年に入ってから633回

2015年 02月 11日
MTST水の配給抗議デモ

サンパウロ市市営の医療機関では、今年に入って既に断水が起きたところが113カ所あり、そのうちの76カ所は聖州水道公社(Sabep)の給水車の緊急出動を必要とした。

渇水危機が医療機関に及ぶ様子を9日付の伯字各紙が報じている。

この数値はサンパウロ市内780カ所の市営医療機関に限ったもので、113の医療機関では計633回の断水が発生。内51件はSabepの給水車の派遣さえなかった。

続きを読む

サンパウロ市で今年5回目の公共運賃値上げ抗議デモ。またも一部の暴徒が警察と衝突

2015年 01月 29日
サンパウロ公共運賃値上げデモの警備にあたる軍警察

(1月)27日、サンパウロ市で今年に入って5回目の無賃乗車運動(MPL)のデモが起きた。

デモは2時間半にわたってマルジナル(マージナウ)・ピニェイロスを行進後、聖市西部のピニェイロス区ラルゴ・デ・バタタで平和裏に終わったが、その後、地下鉄ファリア・リマ駅構内でデモ隊の一部と軍警が衝突したと28日付伯字紙が報じている。

続きを読む

サンパウロ州水道公社(Sabesp)、時間差断水を告知

2015年 01月 28日
水不足抗議運動

14年に深刻な水不足への警告を発し、通達もなく水圧を低下させていたサンパウロ州水道公社(Sabesp)が、大サンパウロ市圏の消費者に水圧低下の時間を案内し始めたと27日付伯字紙が報じた。

ジェルソン(ジェウソン)・ケウマン同公社総裁が今月始めに大サンパウロ市圏での水圧低下の時間帯や区域を拡大する意向を表明した後は、断水などで影響を実感する消費者が増えている。

続きを読む

ヘシーフィの刑務所で暴動、軍警察官を含む3名が死亡

2015年 01月 22日
刑務所で死者

1月19日(月)から20日(火)にかけて、ペルナンブッコ州ヘシーフィ(レシフェ)西部にあるクラード複合刑務所(旧アニバウ・ブルーノ刑務所)の施設のひとつで暴動が発生、3名の犠牲者が出たと社会復帰執行局(Seres)や人権法務局が公表した。国内外のメディア(「G1」同日づけ、20日付けなど)が伝えている。

続きを読む

ブラジル、航空会社職員ストで空の便に混乱

2015年 01月 22日
空港職員デモ

(1月)22日朝、聖州やリオ、パラナ、ゴイアス、ミナスなどの州と週連邦直轄区で、航空会社職員のストが起き、キャンセルや遅れなどの混乱が生じたと同日付各紙サイトが報じた。

聖州のストはコンゴーニャスとグアルーリョス、ヴィラコッポスの3空港で起き、朝6時~7時の間、乗務員と地上職員が業務を停止した。

続きを読む

サンパウロで今年2度目の公共料金値上げ反対デモ

2015年 01月 18日
公共運賃値上げ反対デモ サンパウロ2015

1月16日(金)、サンパウロ市の公共運賃値上げ反対を訴える抗議デモが行われ、抗議集団は夜20時15分ごろ、市の旧市街区(セントロ)お茶の水橋にあるサンパウロ市役所前にたどり着いた。

警察は市役所の建物の前に非常線を張っていた。軍警察によるとデモの参加者は約3000人だったという。デモを主催したフリーパス運動(MPL)は2万人以上がデモに参加したと述べた。

続きを読む