ブラジルの誇りは自然環境と天然資源と考える人が半数以上。スポーツや文化を上回る

2014年 11月 19日
トゥッカーノ

世界自然保護基金(WWF)ブラジル支部の研究によるとブラジルの人口の82%が、国の自然が適切な保護を受けていないと考えていると公表した。

調査を行ったのはブラジル世論統計院(IBOP)で、11月18日(火)、オーストラリアのシドニーで開催された世界公園会議の中でこの統計が発表された。

続きを読む

ペトロブラス贈収賄事件、労働者党(PT)や民主運動党(PMDB)へも贈賄の新証言出る

2014年 11月 17日
ペトロブラス贈収賄捜査

(11月)14日に行われた連邦警察によるペトロブラス(PB)贈収賄工作に関するラヴァ・ジャット作戦第7弾では大企業の幹部を中心に大量の逮捕者が出たが、それ以前の作戦で逮捕された容疑者の一部が労働者党(PT)や民主運動党(PMDB)に贈賄行為を行なったと供述している。16日付フォーリャ紙などが語っている。

続きを読む

ブラジルの太陽光リザーブ電力入札、史上最安値で落札

2014年 11月 16日
太陽光発電ブラジル

8時間の交渉の後、10月31日(金)にサンパウロで開催された太陽光、風力、バイオマスなど代替エネルギーのリザーブ電力入札で、太陽光に関して史上最安値の落札価格を記録したという。

入札前には、太陽光エネルギーでは容量500メガワットの入札が予測されていて、楽天的な見通しでは入札価格は1メガワット当たり250ヘアイス(約1万1167円)が期待されていたという。

続きを読む

少雨や干ばつで、イタイプーダム(ブラジル)、発電量世界一の座から転落か。三峡ダム(中国)に座を譲る!?

2014年 11月 6日
イタイプーダム

記録的な少雨や干ばつが、イタイプー発電所を世界一の座から引き摺り下ろす…。

イタイプー発電所が操業開始以来、初めて、発電量世界一の座を中国のトレース・ガルガンタス(三峡ダム水力発電所)に譲る事が必至となったという。

2014年はまだ2カ月を残しているが、10月末時点のイタイプー発電所の発電量は、過去最高を記録した2013年の実績より10.2%少なく、14年を終える時点では、昨年の11か月分の電力しか発電できないと見られている。全国電力システム運営機構(ONS)によれば、1~10月の発電量は、昨年同期より19%減っているという。

続きを読む

ブラジルの降雨量不足、進むアマゾンの森林伐採も要因か。機能弱まる“地球の肺”

2014年 11月 3日
アマゾン森林機能弱まる

アマゾンはもはや南米の気候をつかさどる機能を果たせず、伯国は集中治療室(UTI)に入院中…。

10月30日に聖市で発表された『アマゾンの将来の気候』と称する報告書が、法定アマゾンの森林伐採と全国の異常気象との関係についての警告を発したと10月30日付「G1」サイトやアジェンシア・ブラジル、31日付伯字紙が報じた。

続きを読む

ブラジル、ジウマ大統領、税制の簡素化に向けて話し合う

2014年 10月 29日
ジウマ大統領

ジウマ大統領続投が決まった直後の(10月)27日、サンパウロ証券市場の指数(イボヴェスパ)は平均2.7%下がり、為替もドル高に振れたが、28日の証券市場は3.6%回復、為替も1ドル=12.52レアルから2.47レアルに戻した。

29日付伯字紙によると、これらの動きは、11月半ばに開催されるG20G前に新財務相発表との予想によるという。

続きを読む