
日本から見ると自殺とは縁遠い国のように思えるブラジルで、自殺者が増加しているというショッキングな話題を「ニューヨークタイムズ」(1月2日づけ)が伝えている。
ブラジルで特に近年増加しているのが、原住民の若者の自殺だという。
ブラジルの先住民族の自殺増は何年も前から指摘されてきたが、ブラジルの厚生省が2014年10月に発表した調査によると、2013年の先住民族の自殺は10万人あたりにして30人で、全国平均よりも6倍高かったと同紙は伝える。グアラニ族に限定すると、ブラジル全国平均の2倍以上になるという。
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2015年、羊年にちなんで、昨年ブラジルで開催された羊が活躍したイベントの話題を。
2014年8月30日(土)から9月7日(日)まで、リオグランジドスウ州エステイオ市で、南米最大の農畜産業見本市「第37回エキスポインテル」が開催された。
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今回は、ブラジル産カカオの品質向上とブラチョコの生産開発に取り組むTree to Barチョコレートを扱うブランド3社を紹介します。
Tree to Barチョコレートとは、カカオの木(Tree)の栽培からタブレット(Bar)作りまでの、すべての工程を一括管理されて作られる高級チョコレートのこと。
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ブラジル中央銀行が(12月)15日、10月の経済活動指数(IBC-Br)は9月比で0.26%落ち込んだと発表し、2014年の国内総生産(GDP)はゼロ成長で終るとの見方が市場に広がったと16日付伯字紙が報じた。
IBC-BrはGDPの推移予測につながる指数で、市場関係者も10月は回復すると期待していた。ところが、10月の指数はマイナス、9月までの指数も7カ月分が下方修正され、今年の累計はマイナス0.1%、昨年同月比ではマイナス0.12%となった。
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西アフリカでのエボラ出血熱の流行がチョコレートの価格に影響を与えるかもしれないと、ブラジルのメディア「エスタダォン」(10月15日づけ)が伝えている。
エボラが蔓延している3ヶ国が、チョコレートの原料であるカカオの一大産地の隣国であることから、すでにカカオの価格がこの1年で23%値上がりしているという。
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ブラジルとアメリカ合衆国は、合衆国政府が綿花栽培農家に補助金を出してきたことで、10年に及ぶ貿易紛争を続けてきたが、両国間に緊張関係を作っていた苦い対立は終結したようだ。
10月1日(水)、ブラジルとアメリカ合衆国の両国はワシントンで、合衆国がブラジルに3億USドルの追加支払うことを含む二国間協定に合意したと、ブラジル政府が「ポータウ・ブラジル」を通じて発表した。
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リオグランヂドスウ州エステイオ市のアッシス・ブラジル展示場公園で8月30日から開催されている農畜産業の国際見本市「第37回エキスポインテル」(9月9日まで)。
141ヘクタールという広大な会場で開催さるエキスポインテルは南米最大の展示見本市で、世界最大規模の農畜産業に関するイベントのひとつだという。
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伯国を代表する多国籍企業の一つ、ヴォトランチン・グループ名誉会長のアントニオ・エルミリオ・デ・モラエス氏(86)が24日夜、聖市の自宅で亡くなったと25日付伯字紙サイトが報じた。
聖州ヴォトランチン市で生まれた同グループは伯国最大級の財閥で、子会社を通じて金属、鉄鋼、セメント、紙・パルプ、農業、投資、金融などの事業を展開中だ。
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