漢方薬にもなる!? ブラジル南部の冬の初めの風物詩「ピニャォン」
2016年 06月 26日
筆者が住んでいるブラジルの南部に来ると、腕を広げて”ようこそ”と皆さんを出迎えてくれる松の木があります。
アラウカーリアという樹木の一種で、こちらでは古くから住む日本人達の間でパラナ松として知られてます。何故かというと、この木がパラナ州やその南方面に多く分布されてるからです。
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アラウカーリアという樹木の一種で、こちらでは古くから住む日本人達の間でパラナ松として知られてます。何故かというと、この木がパラナ州やその南方面に多く分布されてるからです。
続きを読むリオグランジドスウ州、サンタカタリーナ州、パラナ州からサンパウロ州など、ブラジル南部~南西部の大西洋岸森林地帯では、秋~冬のはじめの名物ピニャォンがあちこちで売られている季節だ。
ピニャォンはパラナ松ことアラウカーリアの実で、おおきな松ぼっくりの中にぎっしり詰まっている。一つ一つの実は硬い殻に包まれており、塩茹でや炭火焼にした後に、殻をむいて食べる。ほくほくとしており、栗を少しもっちりさせた触感だ。
続きを読むブラジル発展の大きな要素となった砂糖産業は、植民地時代の16~17世紀、この地の経済を支えていました。主要な生産地は北東部のバイーア州、ペルナンブーコ州でした。
今でもブラジルのサトウキビの生産量は世界一で、二位のインドの二倍以上の生産量を誇ります。
続きを読むレシフェ(ヘシーフィ)とオリンダのカーニバルは、ブラジル三大カーニバルの一つであると言われています(他の二つはリオのカーニバル、サルバドールのカーニバル)。
そんなレシフェ(ヘシーフィ)とオリンダのカーニバルで集団で行われる伝統芸能の中に、一風変わったキャラクター、カボクロ・ジ・ランサというのが登場します。
続きを読む日本各地でさまざまな生活を営むブラジル人の姿を追った映像ドキュメンタリー・シリーズ「O Outro Lado do Mundo・軌跡 ~在日ブラジル人の25年~」(全11話、日本語字幕つき)の第五話「新しい道」が公開された。
今回登場するのは、日本へのデカセギのブームが起こってから25年経った現在、活躍の場を広げ、さまざまな仕事で活躍するブラジル人たち。
続きを読む出張でレシフェ(ヘシーフィ)に行った時、ランチタイムに「ファーヴァ(Fava)を食べよう」ということになりました。
会社があるリオマールというショッピングセンターの近くにファーヴァの専門店があるということで、ブラジル人5人と一緒に行ってきました。
続きを読むリオグランヂドスウ州エステイオ市のアッシス・ブラジル展示場公園で毎冬に開催される農畜産業の国際見本市エキスポインテル。第38回目となるエキスポインテル2015が8月29日(土)からスタートした。開催は9月6日まで。同州州政府が広報している。
エキスポインテルは南米最大の展示見本市で、世界最大規模の農畜産業に関するイベントのひとつだという。牛、馬、羊をはじめ151種類以上の動物が、品評会や、乳製品など畜産関連の食品などで紹介される。そのほか農産物、同地方の植物、民芸品などの紹介も行われ、400以上のアトラクションが予定されている。
続きを読む通説によれば、ブラジルに米国経由で大豆を持ち込んだのは、バイーア農学校のグスタヴォ・ドゥトラ教授といわれ、1882年のことであった。
農事試験場における研究材料でしかなかった大豆が、日系移民による味噌醤油原料用の大豆栽培(サンパウロ州)という初期段階を経て、リオグランデドスル(リオグランジドスウ)州において1940年代から限定的な商業栽培が始まり、パラナ州では大豆の植付が開始されたのは1954 年であった。
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