ヘイモモ(モモ王)に市の鍵、託される。リオでもカルナヴァウが公式に幕開け

2015年 02月 16日

市の鍵2015

サンパウロ市ではリオ市に先駆け2月10日(火)にフェルナンド・アダジ市長によって、ヘイモモ(モモ王)に市の鍵が手渡された。こちらはサンパウロ市が公表している。

サンパウロ市の2015年のヘイモモを務めるのは、ブリガデイロというあだ名で呼ばれている体重144kgのヴァウテル・ピントさん(38)。

カルナヴァウの女王を務めるのはバレリーナのテーバ・ピチーラ・フェヘイラダ・ホッシャさん(30)。第一王女はカチア・クリスチーナ・サリスさん(29)、ナターシャ・モウラさん(25)。

サンパウロのヘイモモ

4人は、15名の候補の中から1月10日に選出され、ヘイモモと女王にはそれぞれ2万ヘアイス(レアル)、第一王女には1万5千ヘアイス(レアル)、第二王女には1万4千ヘアイス(レアル)が賞金として贈られた。

そして4人と共にサンバの市民(男女)としてリベルト・ソラーノ・トリンダージさんとマリア・アパレシーダ・ジアスさんが選ばれ、それぞれに8千ヘアイス(レアル)が賞金として贈られた。サンバの市民は、サンパウロ市エスコーラ・ジ・サンバ連盟(UESP)によって選出されている。

サンパウロ市の路上のカルナヴァウを盛り上げるブロコの数は約300で、昨年より約100組多く、2015年は路上のカルナヴァウも盛況になると見られている。

そしてもちろん、ヘイモモが選ばれるのは、リオとサンパウロだけではない(次ページへつづく)。

(文/麻生雅人、写真/Fernando Pereira/SECOM/PMSP)