コパカバーナやイパネマでお馴染み、リオの舗道の模様デザイン展

2015年 06月 13日

リオの石畳

特に、この海岸の中ほどにあり、建築家であり造園家のホベルト・ブルレ・マルクスによって計画されたコパカバーナ海岸の石畳の模様は最も象徴的で、世界中にも有名だ。今回の展示でも石畳で作られたさまざまな舗道の写真と共に展示されている。

研究家であり文化プロデューサーのヘナータ・リマ氏は、本展示の実現に向けてリスボン市の議会(市役所に相当する立場)とコラボレーションを行ったと語った。

「このパートナーシップによって、都市の遺産の本物の宝物であるオリジナルの石畳を借りることが可能となりました。ポルトガルの機関が保管しているいろいろなもの、布、デザイン、鋳型などを一堂に集めてブラジルで紹介することで、ポルトガルの石畳を知ることができます」(ヘナータ・リマ氏)

展覧会のアイディアは、ヘナータ・リマ氏が2010年に「石畳」という書籍を編集したときに生まれた。この書籍には、彼女の研究によって明らかになった、路上の形状、舗道を作るために生まれたデザインなどが記されている(次ページへつづく)。

(記事提供/Agência Brasil、写真/Fernando Frazão/Agência Brasil)