収穫の秋、日本でマンジョッカ芋掘りツアー開催される

2015年 09月 10日

マンジョッカ芋

5月に開催された「ジャボチカーバ摘みツアー」につづき、キモビッグがブラジルグルメツアー第二弾を実施する。第二弾のテーマは”収穫の秋”を体感できる”いも堀り”。いもといっても、掘るのはブラジルの食生活に欠かせないマンジョッカ芋だ。

ブラジルで最も普遍的な「芋」といえば、マンジョッカ(日本でいうキャッサバ)。バールやビーチで食べる、ホクホクで繊維たっぷりのマンジョッカフリッタ(キャッサバフライ)は、間違いなくブラジルのソウルフードの一つだ。

「マンジョッカ(キャッサバ)」は、日本ではじゃがいもやさつまいもに比べると知名度は高くはないかもしれないが、栽培の容易さから世界中の熱帯地域で栽培されている。根茎から製造したデンプンからは、あのタピオカが作られる。日本を含めアジア諸国では、球状の「タピオカパール」に加工したものが、デザートの材料や飲み物のトッピングとしておなじみだ。

そのマンジョッカ、日本では沖縄県や埼玉県、群馬県などで栽培されている。

今回お邪魔するのは、東京から近いブラジルタウン・群馬県太田市にあるくぼた農園だ。こちらの農園では、多くのブラジル野菜を育てているが、ツアーで訪れる10月は、マンジョッカ、シュシュー、ピメンタ・ジ・シェイロ、アボブリーニャの収穫時期のため、多くのブラジル野菜を見ることができる。

もちろん、ツアーは芋掘りだけでは終わらない。

くぼた農園で収穫された野菜を使ったランチでは、「アマゾン家庭料理」を体験する。ブラジル北部では、このマンジョッカは実だけではなく葉っぱも料理に使われる。マンジョッカの葉を数日間煮込んだものに、シャルキ(牛肉の塩漬け)、トウシーニョ(ベーコンの一種)や腸詰ソーセージ類などを加え、さらに煮込んだ「マニソバ」を試食する。これは、首都圏ではなかなか食べられない貴重なブラジル郷土料理の一つだ。

その後、ミナスチーズ工場と、ブラジル人コミュニティーの情報交換の場となっているカフェテリアもめぐる予定。産地ならではのお土産をゲットできるのも、このツアーのたのしみのひとつだ。

「ブラジルにも地域ごとにさまざまな郷土料理があります。ブラジル料理といえばシュラスコ、というだけでは物足りないという人、アマゾン地方の郷土料理を未経験の人に、興味を持っていただけたらうれしいです」(キモビッグ代表の松橋美晴さん)

ポルトガル人が南米大陸にやってくる以前から先住民族によって食べられていたマンジョッカ(キャッサバ)は、ブラジルの食文化に関して最も古くからつたわるもののひとつ。マンジョッカ(キャッサバ)の魅力を知ることで、新鮮な驚きと感動に出会えるはず!

<ツアー概要>
実施日 2015年10月18日(日曜日) 雨天決行
集合場所場所 池袋駅発着>>>群馬県内 訪問先4カ所
応募締切 9月20日(日) 18:00まで
ツアー時間 8:00(7:45集合)~20:00
参加費 1名あたり 9,800円(税込) 定員28名/応募多数の場合は抽選とさせていただく場合がございます。

イベント企画:ブラジルと日本をつなぐ国際交流団体 KIMOBIG BRASIL
旅行企画・手配:株式会社アルファインテル南米交流 観光庁長官登録旅行業 第1835号

<スケジュール>
池袋駅(7:45集合) 8:00出発
→マンジョッカ(キャッサバ)芋掘り体験・試食(ブラジル野菜 くぼた農園)
→アマゾン料理ランチ(ラテンバール D’parranda)
→ミナスチーズ工房見学・試食(ビルミルク Vilmilk)
→カフェタイム (RIO TOKYO CAFE)
→池袋駅 20:00到着

<申し込み方法>
特設サイト内「申し込み」メニューよりお申し込みください。
※申し込み・問合せ・集合場所案内・応募方法・参加資格・注意事項等についての詳細は、すべて以下特設サイト内にてご確認ください。
KIMOBIG BRASIL ブラジルグルメバスツアー OUTONO 2015 -GUNMA- 特設サイト
http://kimobigbrasil.wix.com/tour2

イベント企画:KIMOBIG BRASIL
• Kimobigオフィシャルサイト: http://kimobig.jp/
• ポルトガル語サロンについてのお問い合わせ: info@kimobig.jp
• mixi キモビッグのポルトガル語サロン 公式コミュニティ: http://mixi.jp/view_community.pl?id=5703671
• オフィシャルページ: https://www.facebook.com/kimobigbrasil

(文/羽鳥益代、写真提供/KIMOBIG BRASIL)