ブラジル人と仲良くなるのに役立つ単語!?
2015年 10月 22日ブラジルに住んで分かったことは、ブラジル人は「おしり」とか「ケツの穴」という話題がわりに好きだということです。この話題を押さえておけば、ブラジル人とのコミュニケーションで役に立つことは間違いないです。
ポルトガル語で「Cu(クー)」というと、「ケツの穴」という意味になりますが、日本に郵便物を送ることの多い会社のブラジル人の女の子が言っていました。
「日本という国はケッタイな国で、なぜか住所に『ケツの穴』という言葉がいつもはいってるのよね。ミナトクーとか、チューオークーとかさ」
サルバドールに旅行に行った時に、面白いお土産を見つけました。
「アルジ・オ・クー」、「アルジ・オ・クージーニョ」、「アルジ・オ・フィオフォージーニョ」。これなんだかわかりますか?
全部「ケツの穴がひりひりするぜ!」と書いてあるのです。見たらわかるかもしれないですが、これはブラジルのタバスコみたいなものです。辛いものを食べすぎると、翌日それを排泄するときにひりひりしますよね。ぼくは、本場のインド料理と韓国料理を食べた時にひりひりしました!
一番上の写真にあるのは、サトウキビから作られたお酒ですが、製品名は「Ki Bunda(キ・ブンダ)」。ブンダというのは「おしり」という意味。「Ki Bunda(Que Bunda、キ・ブンダ!)」というのは「すごいシリだ!」という感嘆文です。写真では見えなくなっていますが、ふきだしには次のように書かれています。
「あ~、かわいこちゃん。君は蛍じゃないけど、ぼくの人生を照らしてくれているよ」
こちらも、サトウキビから作られたお酒。
なんでお酒におしりの写真が載っているのか? ケシカラン! と思ったのですが、たぶんそうすることによって、アホな男性がウッカリ手に取ってしまいそうになるのを狙ったんでしょうね。ぼくに関してはブログの記事に書いて皆様にあまねく伝えなければならないという純粋な使命感からパシャリと写真を撮っただけなので、そのアホな男性達には含まれていないことを念のためお断りしておきます。
「Na Bunda(ナ・ブンダ)」というのは「おしりへ」という意味です。
パッケージのシールを良く見ると、このカシャッサはトマス・ナブンダさんが製造したという説明書きが書かれていました。製造者の苗字が書いてあるだけだったんですね。
(写真・文/唐木真吾)