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ビールのワールドカップ審査員にブラジル人選出される

ブラジル クラフトビール

ダニエウさんがクラフトビールを生業とし始めたのは2009年のこと。製造業者ネットワークを構築し、その流通拠点となる会社を設立した。

2017年時点でブラジルの18州から63の製造業者・販売店が彼のネットワークに加盟している。2018年中には加入者数は80にはなるだろうと見ている。

ダニエウさんが流通させている銘柄の大多数は地元パラナ州の小規模生産者のものだ。ここ数年、パラナ州産のクラフトビール取引価格は徐々に上がってきている。

「ブラジルはずっとビールの一大消費国でしたが、残念ながら長らく選択肢がほとんどありませんでした。ごく最近になって地元に根差した、職人によって開発された特色のある商品が出てくるようになりました。それらの商品に触れたお客様はやはりいいものだと気づいてひいきにしてくださるのです」(ダニエウさん)

良いものを少しずつ・・・この傾向は世界中の先進国・新興国で見られるが、ブラジルでも経済の成熟が消費傾向を変えつつある。長く日本のお家芸であった「目利き」の文化が、地球の反対側でも受け入れられる素地ができてきたのかもしれない。

(文/原田 侑、写真/Divulgação)
ダニエウさんが主宰する「メストリ・セルベジェイロ・ドットコム(Mestre-Cervejeiro.com)」はブラジル最大のクラフトビール専門店チェーン

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