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パスコア名物、卵型チョコ一個でコンドーム17パックが買える!?不当な(!?)価格を皮肉ったピン芸人のSNS投稿が話題に

パスコア ブラジル

街の大型スーパーマーケットで撮られた一連の写真には、卵型チョコレートと並べて、このお菓子1個と同じの値段で買えるいろいろなものが価格と共に示されている。

「初めは、ただオムツとビールの値段を比べようと思っていたのですが、大型スーパーの売り場を歩いていたら、もっと色々なものを比較できることに気づいたのです。どの品もレアルに換算されているわけですから、私たちはすべて正確に比較しました」というコメントを、ジョアンさんは画像に添えている(ちなみにジョアンさんと一緒に写っているのは恋人のホザンジェラさん)。。

投稿に使われた卵型チョコレートは750gのミルクチョコレートで、76.90レアルで売られているものだ。この店では同じ値段で、同じブランドが出している、ひと口サイズのチョコ菓子入りパッケージが3kgも買える。

そのほか卵型チョコレート1個と同じ値段だったのは、お米30㎏、牛肉3.7㎏、コンドーム17パック…。

「私はここ3年、パスコアの卵型チョコレート菓子を買っていません。去年はスターウォーズのキャラクターが描かれたものを母からプレゼントされましたが、それは私がスターウォーズのファンであることを母が知っていたからです。私はいつも母に卵型チョコは要らないと言っています。私の恋人も卵型チョコは好きですが、彼女は私よりも財布のひもが固いので、山積みのひと口チョコ入りパッケージのほうがいいと言っていますよ」(ジョアン・ヴァリオ)

投稿に対する反響の大きさは、彼を驚かせた。

「短時間でこんなにも拡散するとは想像もしていなかったです。写真を比較しやすくするためにビデオバージョンまで作ってしまいましたよ」(同)

2017年1月にメーカー各社は、2018年の復活祭の卵型チョコレート菓子の値段を平均して3%値上げすることを伝えていた。これは2017年のインフレ変動率に準じている(ブラジル政府が公式に発表した同年のインフレ指数は2.95%だった)。

例外は、「コペンハーゲン」や「ブラジルカカオ」といったブランドを傘下に持つCRMグループで、輸入した材料の価格変動を理由に、8%も値上げした。

企業は、ひと口サイズのチョコ菓子のパッケージなど“普通の”チョコレートと卵型チョコの製造コストの価格差について、輸送や商品の識別データ管理、特別な包装、特殊な工賃を含む製造コストの差によるものであると、正当化しているとのことだ。

(文/上原寛子、写真/Arquivo pessoal)

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