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3月31日、イタリアで有名アーティストたちが“ライヴ・エイド”を実施

写真は3月20日、ほとんど人影のないヴェネツィア(写真/Comune di Venezia)

3月31日(火)に数十名のイタリアのアーティストたちが、新型コロナウイルスとの闘いで自宅にこもる市民を励ますと同時に、防災局の活動資金を援助するため、テレビ、ラジオ、インターネットを通じて特別放送されるチャリティ音楽番組に参加すると、ブラジルのメディア「ITOE」が伝えている。

放送は国営放送局RAIで、31日の夜20時30分(ブラジリア時間15時30分)から行われるという。すべての参加アーティストは自宅から放送に参加する。

RAI第一放送のディレクター、ステファノ・コレッタ氏は「これは私たちにとっての“ライヴエイド”です。イタリア人ミュージシャンたち自身が新型コロナウイルスとの戦いに参加するのです」と語ったという。

参加が明らかになっているのは次の顔ぶれ。

シンガーソングライターのチェザレ・クレモニーニは自身のヒット曲をメドレーで披露する。テノール歌手のアンドレア・ボチェッリは代表曲を歌う。ロックバンド、ネグラマーロのヴォーカリスト、ジュリアーノ・サンジョルジとシンガーソングライターのディオダートは、この番組のためにレディオヘッドの「ハイ・アンド・ドライ」をデュエットで披露する。シンガーソングライターのマルコ・マンゴーニは、バート・バカラックが60年代に書いた代表曲の一つ「世界は愛を求めている」と、サム・クックの代表曲「ア・チェンジ・イズ・ゴナ・カム」が披露される際にコーラスで参加するという。

オルタナ・バンドのピングイーニ・タティッチ・ヌークレアリは演奏を、自分たちの故郷であり、国で1,2を争う感染の被害にあっているベルガモ(ロンバルディア州)に捧げるという。

その他、日本でも人気を誇る巨匠ルドヴィコ・エイナウディ、プログレッシヴ・ロック界でも名を馳せる歌手のリッカルド・コッチャンテ、ポップス歌手のティツィアーノ・フェッロ、オペラ歌手ユニットのイル・ヴォーロ、バンドのマネスキン、ラッパーのフェデス、シンガーソングライターのジジ・ダレッシォやブルノリ・サス、トンマーゾ・パラディーゾ、マムード、マルコ・マジーニ、エルマル・メタ、女性陣ではフランチェスカ・ミキエリンやパオラ・トゥルチ、アレッサンドラ・アモローゾ、エンマ、エリーザなどの名が挙がっている。

参加するアーティストは、コメディアンのヴィルジニア・ラッファエレやエンリコ・ブリニャーノ、バレエ・ダンサーのロベルト・ボッレをはじめ、音楽界からだけではなく多岐にわたるという。

俳優のパオラ・コルテッレジ、ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ、ジジ・プロイエッティ、日本で「モンタルバーノ~シチリアの人情刑事」が放映されている俳優のルカ・ジンガレッティらは朗読などで参加する。

スポーツ界からは、オートバイレーサーのバレンティーノ・ロッシとアンドレア・ドヴィツィオーゾ、パラリンピックの車いすフェンシングの選手べべ・ヴィオ、スキーのオリンピック選手フェデリカ・ブリニョネ、競泳選手のフェデリカ・ペレグリーニとグレゴリオ・パルトリニエーリ、元テニス選手のロベルタ・ビンチも参加予定。

WHOでも貢献しているワルテル・リッチャルディ医師、国立感染症研究所のジュゼッペ・イッポリト所長、高等衛生研究所の感染症科のジョヴァンニ・レッツァ代表と同組織のフラヴィア・リカルド研究員など、新型コロナウイルス感染症の対策の専門家も出演して、感染症の予防に有益な情報を提供する。

防災局のアンジェロ・ボレッリ長官もメッセージを贈る予定。

(文/麻生雅人)

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