ブラジルの著名バーテンダーたちがオリジナルのアレンジ版カイピリーニャのレシピを公開。メストリ・デリヴァンはカクテル「家にいよう」を発表

2020年 05月 29日

(写真/Caipirinha clássica Por Souza (Esquina do Souza)/Divulgação)

●Caipirinha clássica(クラシック・カイピリーニャ)

スタンダードなカイピリーニャを紹介するのは、名店「ヴェローゾ」の看板バーテンダーだったデウスデッチ・ジ・ソウザさん。2年前に独立して、現在は自身がオーナー兼バーテンダーを務める「エスキーナ・ジ・ソウザ」で腕を振るっている。

<材料>

氷8キューブ
カシャッサ 60ml
薄切りにしたタヒチライム 1/2
精製砂糖 スプーン2杯

<作り方>

長めのグラスにライムと砂糖を入れる。マセラドール(ライムを潰すカイピリーニャ専用の棒)でライムを潰し、氷とカシャッサを入れる。あとは混ぜるだけ。

●Abacaxi e Limão(パイナップル&ライム)

デウスデッチ・ジ・ソウザさんはパイナップルとライムを使ったカクテルも紹介。

<材料>

氷8キューブ
カシャッサ 60ml
パイナップル5片
薄切りにしたタヒチライム 1/2
刻んだショウガ スプーン1杯
溶かした精製砂糖 スプーン1杯
ミントの葉 適量

<作り方>

長めのグラスにパイナップル、ライム、ショウガ砂糖を入れマセラドール(ライムを潰すカイピリーニャ専用の棒)で具を潰す。氷のキューブ8個とカシャッサを入れてよく混ぜたのち、ミントを添える。

●Abacaxi e manjericão(パイナップルとバジル)

ブラジル料理の人気店「ジェキタイア」の向いある「バール・ジェキタイア」もおいしいカシャッサとカイピリーニャを提供するお店として有名。同店のバーテンダー、ダヴィジ・モライスさんは、パイナップルとバジルを使ったヴァリエーションを紹介した。

<材料>


カシャッサのホワイト(熟成していないもの) 60ml
サトウキビの糖蜜 15ml
パイナップル 5片
生バジルの葉 6枚

<作り方>

パイナップルと糖蜜、バジルをグラスに入れて軽く潰し、パイナップルの果汁とハーブの香りを出す。グラスに氷を入れ、カシャッサを注ぐ。よく撹拌することでアルコール度数を薄めると飲みやすい。

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(文/麻生雅人)