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ブラジル各地で2021年のカーニバル日程延期へ。サウヴァドール市は7月開催

サウヴァドール市のカーニバル名物オズマールサーキット(カンポグランヂ)の行進。2020年2月24日(写真/Elói Corrêa/GOVBA)

バイーア州サウヴァドール市のACMネト市長が8月17日(月)、2021年のカーニバル(カルナヴァウ)の開催時期を7月後半に延期すると発表したと、現地メディア「UOL」や「コヘイオ・ブラジリエンシ」が伝えている。

カーニバルは、復活祭(春分を基点とし、春分後最初の満月の次の日曜日)から47日前の火曜に行われるため、毎年開催日は移動する。2021年はこの規準通りだと2月16日となる予定だが、新型コロナウイルス感染症のパンデミックが未だ終息しないブラジルでは、各都市で開催時期の延期が検討されている。

サンパウロ市はすでに延期を発表しており、日程は未定だが、5月か7月の開催が有力とみられている。

“リオのカーニバル”として世界的にも有名なリオデジャネイロ市のカーニバルに関しても、カーニバルに参加するサンバ団体の中から延期を求める声が上がっている。

そして今回、サンパウロに続き、大規模なカーニバルが行われることで知られるバイーア州サウヴァドール市で、7月後半への延期が発表された。延期は、市長と地元の企業経営者とのオンライン会議の後に発表されたという。日程の詳細はまだ公表されていない。

市のポータルサイト「山盛り情報局」では、「カーニバルの新しい日程を作成する動きを国内で連動していくことは、カーニバルを成功させるのに避けられないと考えます。サウヴァドール市だけに限らず、リオデジャネイロ、サンパウロ、ヘシーフィ、ベロオリゾンチなど、カーニバルを主催する主要な国内の各都市も同様です」と表明されているという。

ブラジルのメディア連合の発表によると、新型コロナウィルスのブラジル国内の感染者数は8月25日(火)20時の時点で367万4,176人(24時間以内の新規感染者数は4万6,959人)、同感染症による死亡者数は11万6,666人((24時間以内の新規死亡者数は1,215人)だった。

このうちリオデジャネイロ州とバイーア州は、感染が依然として拡大し続けている州となっている。

バイーア州は、ブラジル保健省によると、サンパウロ州(8月25日の時点で765,670人)に次いで国内での感染者数が2番目に多く(8月25日の時点で240,939人)なっている。また国家保健評議会(CONASS)によると、8月16日~22日にかけての1週間での同感染症による死亡者は494名で、週ごとの同州における統計では過去最多となっている。

(文/麻生雅人)

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