2023年 01月 6日 08:37

リオデジャネイロ市の主要な大通りのひとつ、ハジアウ・オエスチ大通りの一部が、偉大な“サッカーの王様”ペレにpまーじゅを捧げ「王様ペレ通り」と改名された。現地メディア「オ・グローボ」、「G1」などが伝えている。
1月4日(火)、官報に掲載された法令に加え、ハジアウオエスチ大通り内で名称が変更された範囲を示す2つの標識が設置された。
ひとつはマラカナンスタジアムにアクセスするハジアウ・オエスチ大通り、もうひとつはトランジット用で、リオ市北部ヴィラ・イザヴェウ地区の地下鉄サンクリストヴァン駅の歩道橋近く。
このオマージュは、象徴的な場所で捧げられることとなった。ハジアウ・オエスチ大通りは、ブラジルのサッカーの聖地でもありペレが1000個目のゴールを決めた場所でもあるマラカナンスタジアムのために作られた通りだという。
キング・ペレ大通りと名称が変更された部分は、マラカナン大通りとの合流点から、サンフランシスコ・シャヴィエール通りと11月8日通りの合流点までの1470メートル。
設置された通り名のプレートには、ペレの名前と共に生年が記されているが、没した年の数字はなく無限大マークが記され(1940~∞)、ペレの存在が永遠であることが示されている。
プレートに添えられた解説文には「エヂソン・アランチス・ド・ナシメント、世紀のアスリート、史上最高の選手、ブラジルそのものを世界に知らしめた」と記された。
(文/麻生雅人)
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