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スパイラルカフェ(表参道)にカシャッサ風味のプヂン、期間限定で登場

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murderpollen × Spiral Café with Takeharu Nakatsu
ブラジルプヂンケーキ “Bolo de Pudim”(画像提供/中津雄春)

スパイラルカフェ(スパイラル1F)では4月23日(日)まで、ここでしか食べることのできないボーロ・ジ・プヂン(ブラジルプリンケーキ)を期間限定メニューで提供している。

プヂンを監修しているのは、ブラジルプヂン研究家としておなじみの中津雄春さん。

実は、現在、Showcase(スパイラル1F)でエキシビジョンを開催しているアクセサリーブランド murderpollen(マーダーポーレン)のデザイナー・ジュエリー作家の山本亜由美さんが、中津さんのプヂンのファンとのことで、エキシビジョンの開催期間に、スパイラルカフェにてプヂンが期間限定メニューとして登場することになった。

今回提供されているプヂンは、中津さんが得意とする、コンデンスミルクを使ったプヂン生地とココアスポンジの2層になっているプリンケーキに、ブラジルの国民酒カシャッサのフレイバーを加えた新レシピ。

このカシャッサ入りプリンケーキのレシピを基に、バニラアイス、フレッシュオレンジを添えた期間限定のスペシャルデザートとして、スパイラルカフェの星川弘シェフが完成させた逸品だ。洗練された大人の味わいが楽しめる。

カシャッサとは、サトウキビから作られるブラジルの蒸留酒で、16世紀からこの国で飲まれている国民酒だ。「おいしいブラジル」の著書もあるブラジル食文化研究家の麻生雅人Mega Brasil編集長によると、カシャッサは料理やスイーツの材料としても親しまれているという。

「カシャッサは、例えば焼肉料理では、肉を柔らかくするために下準備で使われることもよくあります。また、原料であるサトウキビの素材感がしっかり感じられるお酒なので、フランベで風味も加える使い方でも親しまれています。スイーツでもチョコレートケーキからムース、マカロンまで、さまざまなレシピで親しまれています。プリンに使うレシピもポピュラーです」(麻生雅人Mega Brasil編集長)

おそらく現時点で、東京でカシャッサを使ったプヂンを味わえるのはこの期間限定メニューのみだ。開催は23日(日)まで!

■開催概要
murderpollen × Spiral Café with Takeharu Nakatsu
ブラジルプヂンケーキ “Bolo de Pudim”

会期:2022.4.14(fri) -4.23(sun) 11:00-21:00
会場:Spiral Café(Spiral 1F)
メニュー:ブラジルプヂンケーキ “Bolo de Pudim” バニラアイスを添えて
価格:単品 ¥920(税込)
※LUNCH Dessert set、Drink setは¥250円引きとなります。

■関連イベント
murderpollen exhibition“XXXI”
The scent of spring

ショウケース(スパイラル 1F)にてmurderpollenの通算31回目となるエキシビションを開催中。

会期:2023.4.14(fri) -4.23(sun) 11:00-19:00
会場:Showcase(Spiral 1F)
https://www.spiral.co.jp/topics/showcase/murderpollen-exhibitionxxxi

(文/加藤元庸)

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